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大人になるって「捨てる」こと? 素敵なアラサー女子たちが語る「捨てて満足したもの」

女性の生き方
歳を取ると、年々獲得するものも増えていきます。それは人間関係もあるでしょうし、物質的なモノや譲れないこだわり、そして能力的なこともあります。そうやって増えていくものがある反面、捨てなければいけないものも。いくつかの例を参考に、「大人になったからこそ捨てるべきもの」は何かを考察してみましょう。

大人になるって、どんなことだと思いますか?
質の良い服を着て、オシャレな家具でいっぱいの家に住み、身体に使うものは高品質なもので、人脈が沢山あって…というイメージがありますよね。「手に入れる」ことこそ、大人のイメージ。
しかし一方で、「大人になったからこそ捨てたもの」「捨てることで大人になったと感じたもの」もあるようです。

今回は筆者の周囲にいる素敵なアラサー女子たちのエピソードから、「大人になったからこそ捨てるべきもの」を考察していきましょう。

捨てたもの①「いい子」の自分

小さい頃から自他ともに認める「いい子」だったAさん(32歳女性)は、学業成績も良く、親とも仲良し、休日は友達と旅行やショッピングを楽しむ、いわゆる普通の子でした。

「『いい子』でいることが自分のステータスでもあった」という彼女。周囲から求められる「いい子」になることで、自分自身の認めてもらいたいという気持ちも満たされていたと言います。

たとえば会社の先輩と会話をするときにも、数ある選択肢の中から「いい子っぽい答え」を選んで返答。本音を言うよりも「いい子の答え」で返し、皆が自分をいい子だと思っているだろうと満足してきたのですが。

そんな彼女の恋愛遍歴は、浮気彼氏に、モラハラ彼氏。いい子になるつもりが、「都合のいい子」になっていたことに気が付きました。社内では、セクハラやパワハラに合うこともあったよう。

それからは「不必要に作り笑顔をしたり、相手に合わせた返答もきっぱり止めた」という彼女。「いい子グセ」が出そうになったら、真顔になり、発言を控えるようにしています。

いい子を止めることで、自分らしさを出せるようになり、やっと自分の人生を歩んでいる気持ちになったそう。マウンティングしてくる友人との付き合いも止め、日々のモヤモヤが減りました。

捨てたもの②モノへのこだわり

金融機関に勤めるBさん(31歳女性)が捨てたのは、「良いもの」を買う生活。
見る人が見ればわかる、それなりにお値段のするシンプルモダンの家具。
シャンプーはお高いオーガニックシャンプー。
無添加の食材や洗剤。
デザイン重視で選ぶファッションや小物たち。
これらを全部やめたといいます。

ファイナンシャルプランナーでもある彼女は、お金のプロですから管理も厳しめ。現実的な彼女は、離婚率の高さや年金の支給開始年齢引き上げを見据え、「貯める&運用する」ことに重きを置くことにしたのだそう。

「小さな頃からオーガニックなシャンプーを使ったり、無添加食材を食べていたわけじゃないですし。『丁寧な生活』的な買い物はもうやめました」とバッサリ。その代わり、好きなアイドルのライブには毎年行きます。

「大切なのは、お金の使い方のメリハリ。普段は質素でも、自分が楽しいと思うことにお金を遣えば、不満も溜まらない」とのこと。メリハリをつけたお金の使い方、憧れますよね。

捨てたもの③やみくもな自分磨き

英会話、ヨガ、キックボクシング、ボルダリング、パン教室、カラーセラピー…20代前半から流行りの自分磨きは大体試したというCさん(29歳女性)は、「どれも続きませんでした」と溜息をつきます。

自分磨きをする女性は、どんな人から見ても魅力的。それは間違いありません。
しかし「テレビや雑誌で話題になった」というだけでスクールに通ったり、「知り合いが行っているから」というだけで畑違いの分野のセミナーに行ったりと、一貫しない分野をちょっとずつ齧るのは大問題。
Cさんの場合、その場のノリと勢いだけで教室を選んでしまい、自分のライフスタイルとは大きく乖離したものを選択した結果、長続きしなかったことが敗因でした。こうなると、結局使ったのは、時間とお金だけということになってしまいます。「何も物にもならないし、手元にも残らず、満足感もない。趣味とも、特技とも言えないものばかりで…」。

そんなCさんですが、最近大きな転機があったそう。
「通信講座で始めた羊毛フェルトにハマってしまって。作品をSNSにUPしたら、たくさんの人に褒めてもらえたんです。私は外でアクティブに過ごすより、こんなふうに家でコツコツできる時間が必要だったんだなって思いました」

Aさん、Bさん、Cさんに共通して言えるのは、“何を最優先にするか”をはっきりさせ、不要なものをそぎ落としていったこと。Aさんにとっては、「自分らしさ」。Bさんにとっては、「お金」、Cさんにとっては「ひとりで家で過ごす時間」が、何よりも必要だったのです。

大人とは何でもプラスしていくことではなく、余分なものをそぎ落としてこそ洗練されていくものなのかもしれませんね。
さて、あなたは何を捨てますか?

宮野茉莉子

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東京女子大学哲学科を卒業後、証券会社で営業を経験。2011年よりフリーライターへ。 大学時代に学んだ哲学にハマり、哲学を交えた記事を執筆。悩んだら哲学本を開...

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