人には「ついついやってしまう癖」がある物です。特に恋愛や人間関係で出てしまう癖は、他人が絡んでいる分大きな問題にもなりやすく、「なんでうまく恋人と付き合えないんだろう」「なんでうまく他人と付き合えないんだろう」と悩みがち。自分の癖を知って生きやすくなるにはどうしたらいいか、モテ作家のアンドウミカさんが解説します。
アンドウ ミカ

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アンドウ ミカ
人には「ついついやってしまう癖」がある物です。特に恋愛や人間関係で出てしまう癖は、他人が絡んでいる分大きな問題にもなりやすく、「なんでうまく恋人と付き合えないんだろう」「なんでうまく他人と付き合えないんだろう」と悩みがち。自分の癖を知って生きやすくなるにはどうしたらいいか、モテ作家のアンドウミカさんが解説します。

あなたは自分の「」を把握していますか?

例えば恋愛。いつも相手の顔色を伺ってしまったり、尽くしたのに飽きられてしまったり、逆に好き過ぎて尽くし過ぎて疲れて自ら終わらせたり、ラブラブなのにそれが壊れるのが怖くてなって不安から問題発言が増えて別れることになったり。かまって欲しくて我慢をし過ぎたり、変なタイミングで我儘を言い過ぎてしまったり。

例えば友達。どの子にもあまり本音は言えず、悪気なくつい個々にいい顔をしてしまう。その結果、個々にちょっとづつ話を話を合わせる事になり小さい隠し事みたいな、小さい嘘みたいなものが増えてしまったり。

例えば家族。つい子供を甘やかしてしまい、叱る事が苦手で、子供の自立を望んでるはずだけど甘やかすことをやめられず自分に依存させるような行動をしてしまっていたり。

自分でも、「なんでだろう?」と思うかもしれませんが、どんな行動にも原因理由があるはずです!

幼少期からの潜在意識があなたの「癖」を作る

あなたは、「親にたっぷりと愛情を注がれた」という記憶がありますか? もしかしたら、そう思える人は少ないかもしれない。なぜなら、親は子供を立派な大人になるために「教育」をするから、望んだものばかりを与えるなんてことはしないから。でも、ただ甘やかして猫っ可愛がりすることが愛情ではないので、その認識の違いは難しいですが。

また、親を代表とする家族、学校の先生など自分にとって見本となる人が、自分のよき理解者だったと思えますか? なんでも正直に素直に話せる大人がいたかどうかは、重要なポイントです!

親が厳格だったり、親の考え方を押し付けてしまう環境下だったりで、放任してもらえていないと、自尊心や自己肯定力が育ちづらく、それ故にいつもどこかに不安を抱えてしまいます。自身がそう思っていなかったとしても、それが恋愛や生き方の癖として出てしまう。

「アダルトチルドレン」という言葉があります。幼少期の環境などで作られた自分の性質で、それを引きずってしまっている状態。「こういう環境だとこういう性質になりやすい」という統計のようなものがあり、ここでは細かくは触れませんが、気になる方は検索してみて下さいね。世の中のほとんどの人が、なんらかの傾向に当てはまります。これは別に悪いことではなく、自分の傾向を知ってより楽になるための1つの参考資料だと思ってください。意外と納得できることがあって面白いです。自分のことだけでなく、親や兄弟や恋人のことでも参考にしてみると、あらゆる問題の解決策が見えてくるかもしれません。

過去を振り返って、どんな環境だったのか、何が欲しかったのか、何が嫌で何が嬉しかったのか。客観的に、「自分の傾向の原因を知る」という作業で、今の自分の行動の原因がわかってきます。

あなたはその「癖」で何を守ろうとしているのかを分析しよう

つい人の顔色を見てしまう、人に合わせてしまう、時に変な我儘を言ってしまう、つい人を甘やかしてしまう、いつも何かちょっと不安…などなど。そんな癖がある人は、なぜそうしてしまうのか、を考えてみましょう。

無意識に、幼少期にとれ得られなかったものを今の何かで埋めようとしていませんか? それがまた得られなかったら怖い、上手に得られなくて不安、得られても失ったら怖いと思っていませんか? あなたの行動が「不安」から来るものである場合、なかなか結果は得られないものです。「得られないかもしれない」という前提から始まってしまうので、堂々と出来ない。
具体的に自分が何を求めていて、その原因は何なのか。それを分析してみましょう。
そして、自分がつい思ってしまう「どうなってほしい」を、自分の傾向と原因と照らし合わせて、「だから私はこうなってほしいと思うのか」を理解しましょう。

他人をコントロールしようする「癖」がある人は

例えば、愛されたいから「私はこんなに愛してますよ!」をアピールし、「だから私のことを愛してね!」と仕向ける。
例えば、本音で話せてなくても友達を維持していたいから、話を合わせて「私たち仲良いよね!」と仕向ける。
例えば、子供に自分をいつまでも必要とされていたいから甘やかし、「私がいると助かるでしょ?」と仕向ける。
このように、自分の行動で他人をコントロールするような「癖」を持っている人がいます。でも、自分の本当の意図を見抜かれたとき、相手からは「裏切られた」「打算の人」と思われて逆効果になります。
下手に出たりマウントするよりも、「理解者」であることと「良くも悪くも本音で話せる」という関係性を作りたい。

好きな相手に、好きな気持ちが溢れて尽くしてしまって空回る人は、「自己満足でやってるだけだから、ホント気にしないでね! 見返りないこと前提だから!」と口に出して相手に言ってみましょう。すると、本当は見返りを求めていることに気が付く
友達にいい顔をしてしまう、子供を甘やかし続けてしまうのも、同じ。相手のためを思っての行動のつもりでも、それが本当に相手の為になる行動なのかを考える。本当は、愛されていたい自分のための行動なんじゃないかと疑ってみて欲しいのです。

言葉で伝えるために、書き出す

相手のためのつもりが、愛されていたい自分のための行動だと気付けたら、今度は本来の「相手のためになる正しい行い」が何かを考えてみましょう。恋愛でも友達でも家族でも、顔色を伺って甘やかすことは愛情ではなく、自分の依存心を埋めるための行為だから。

手助けする、相手が大変な時に「頑張らなくてもいいよ」と優しい声を掛ける、どんな時も優しく受け止める。
これも愛情かもしれませんが、こればかりだと人の成長を妨げててしまいます。自分から離れて欲しくないが故に、相手の成長を妨げるのは、愛情でしょうか? される方もエゴであり自己成長に繋がらないことに気付くと離れていってしまう。エゴで人の気持ちを引き留めたり繋ぎ止めることは出来ないんです。

時には相手が成長できる茨の道に背中を押してあげる、応援する、「あなたなら出来るよ!」と信じて励ます。間違いがあれば嫌われることを恐れずきちんと伝えてあげる。甘やかしたり甘やかしてもらう関係性では、愛情も友情も残念ながら続かないんです。

なので、自分の心の穴埋めとは別に、本当に相手のためになる事が何かを考え行動したい。
それをやり慣れていないのにダイレクトな伝え方をしてしまうと、伝えたい事が理解してもらえなくなり拗れる可能性もあるので、一度紙面に書き出して、頭と心の整理をしましょう。

1;自分が欲していること。
2:それが故に、相手にしてあげてしまいたいこと。
3:でも、本来相手のためになることが何なのか。

これを、簡潔にまとめ、3つとも伝えてしまいましょう。素直に。遠巻きに仕向けるよりも相手にきちんと伝わり、得たいものも得れるようになって来ます。

例えば、ただ厳しくしても子供は理解が難しいかもしれない。なので、

1;母はいつまでも子供に必要とされていたい。
2:だから喜ばせたい。なのでお小遣いをあげ続けてしまいたい。
3:だけど、いつまでもお金を貰えるものだと思わせてしまうと自立した子にならない、自己管理が出来ないままいつか困ることになったら可哀想だから、見守れる間に厳しく育てて自立出来る子にしてあげたい。だから厳しく見守るよ!

元カノに甘やかしてもらったのに、うっかり図に乗って甘え続けて関係が拗れて別れ、次に付き合った甘やかさないけど自分を成長させてくれるしっかりした彼女と出会い結婚したり。
親に散々甘やかされて、コツコツ仕事を頑張れないダメ息子に育ったことに文句を言う息子と、厳しくもきちんと社会で戦っていける戦闘力を育ててくれた親に、子供の頃は大変と思っても大人になってから感謝し親孝行をする息子。
目先の愛情よりも、長い目で見た愛情。その方が、のちにきっと感謝されて愛されて続けます!!

何かしてほしいことを伝えるときも、同じです。
彼と旅行に行きたい。なので彼の行きたいところを聞き出そうとした。だけど、なかなか意図は伝わらず旅行に行く流れにはならない。
これを、1〜3の方法で伝える。

1:家族や今までの彼氏と旅行に行く機会がほとんどなかったから、旅行に一緒に行ってほしい。
2:なので、あなたが行きたいであろう場所を聞き出そうと思って、何度か聞いてみたけど話進まず(笑)。
3:私は◯◯◯とか△△△に行ってみたいから、一緒に行ってくれる? 私の行きたいところに付き合ってくれるなんて、なんていい彼氏なんだ!いつでもいいけど、出来れば年内か来年のうちに(笑)

このくらい、さっぱりと全部を伝えた方が話は意図が伝わるし話も進みやすい。仕向けようとするよりも、理由をきちんと伝えましょ。

自分の傾向を知ろう

自分が繰り返してしまう行動の原因と、その穴埋めに選んでしまう方法が何なのか、思いつく限りを書き出して頭の中を整理して下さい。そして、それを変えるのは大変な作業ですが、自分がしてあげたいことよりも「長い目で見た、相手のためになることが何なのか」を考える癖をつけましょう。
人を甘やかすのは、簡単。自分が相手にしてあげてしまいたいことを押し殺して、本当に相手の事を考えた行動をする強さを持てると、自然と自分自身の自信もつき、自己肯定力高まって来ます。気付くと自分の心の穴が埋まっていたりします。

いつも繰り返してしまうこと、繰り返しても得たいものが得られていない状態があったら、これらをやってみて下さいね! 自分の無意識の中の「癖」から解放されて、本来の自分を得れるきっかけになると思います。

アンドウ ミカ

セクシーコンサルタント・ボディーメイクトレーナー・作家・恋愛や人生のお悩みカウンセラー。グラフィックデザイナー、ダンサーを経て、2009年よりトレーナーに転身。「女性は”セクシー”を磨くだけで、全てが磨かれる。」をモットーに、セクシーコンサルタントとして数多くの女性の「美」を磨く。また、虚弱で自信がなかった自身を、ダンサーやモデル業をこなす、メンタルと身体に変えた経験をワークアウトや本に。沢山の女性に「自分自身をもっと好きになってもらいたい!」そんな思いでコラムを書いています。日テレ「魔女たちの22時」で魔女として紹介され、その後もメディアに多数出演。

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