2008年のリーマンショック以来の大打撃が起こっていると言われているコロナショックの現在。先が見えない不安に苛まれる時期ですが、こんなときこそ備えはしっかりしておきたいもの。今回は、株や為替が大変動している今こそ注目したいお金の知識について解説します!
宮野茉莉子

writer :

宮野 茉莉子
2008年のリーマンショック以来の大打撃が起こっていると言われているコロナショックの現在。先が見えない不安に苛まれる時期ですが、こんなときこそ備えはしっかりしておきたいもの。今回は、株や為替が大変動している今こそ注目したいお金の知識について解説します!

新型コロナウイルスの影響で、株価が下がったりドルが暴落したりといったニュースが連日報道されていますね。
「別に株とか興味ないし」「ドル買ってないし」と他人事のような気持ちで見ている人も多いことと思いますが、若いうちから経済の知識をつけておくのはとても大事! 

独身時代は、入ったら入った分だけ自由にお金が使えます。でも、そこから先の結婚・出産・住宅の購入・病気・リストラ・老後…など、ライフステージの変化によって、お金がかかる対象はどんどん増えていきます。



また、今回のような新型コロナウイルスの影響などで突然失職したり、病気で働けなくなってしまったりすることもあるわけで、「貯める」「増やす」といったマネー感覚はとっても大事なのです。

そんなわけで今回は、かつて金融機関に勤めていた筆者が“20代のうちに付けておきたい「お金を増やす」方法”についてご紹介します。

「お金を増やす」方法は色々ある!

「お金を増やす」と一口にいっても、アプローチの仕方はいくつもあります。
「貯金」と、「節約」と、「投資」、全部を一緒に考えている方、多いのでは?
マネー感覚を養うためには、まずはそれぞれ分けて考えてみましょう。

①貯金

純粋に得た収入を貯めるのが、「貯金」です。中でも1番おすすめなのが「先取り貯金」。毎月の貯金額を決め、先に貯金してから、残ったお金で生活をするというやり方です。手軽で簡単に貯まりやすいのがポイント。
先取り貯金には、給料を「貯蓄用口座」に振り込む方法と、金融機関の「自動積立定期預金」を利用する方法があります。毎月給料日後に一定額を引き落とすように指定しておけば、振り込みの手間がなく貯金ができます。

②節約

「節約」も、お金を増やす手段の一つ。節約の場合にポイントになるのが、「継続性」。
ストレスがかかる節約は長続きせず、あまり意味がありません。続けられるかどうかは、「ストレスの有無」と「好み」を判断基準にしましょう。
例えば格安スマホにしたり、電気とガスをセットにするなど、「固定費の見直し」というノンストレスな節約から始めてみて。
次に「コンビニに行く回数を減らす」といった、負担のない節約法を探してみましょう。

お弁当を作るという節約法もありますが、料理が好きじゃない人にとっては大きなストレスになってしまいますよね。「好きなことで節約する」のも、節約が続くポイント。「お弁当は無理だけど、タンブラー持参で好きな飲み物を持っていく」というように、自分の好みも考えて続く節約法を試しましょう。

③投資

もう一つ、お金を増やす手段として大切なのが「投資」です。
「投資って難しいしリスクも高そう」と感じる人が多いと思いますが、始めるなら早い方がおすすめ。若いうちから投資を経験すると経済のニュースにも敏感になるので、投資感覚が身に付きやすいのです。

すぐに投資を始められなくても、まずは「運用向けの貯金」を始めてみましょう。いつもの貯金とは別に、月1万円を「運用向けの貯金」にします。1年経てば、12万円。初めての運用には少額からのスタートがおすすめなので、10万円ほど貯まったら運用を考えても良いでしょう。

株式、外貨、投資信託などの運用がありますが、初めての方は分散して投資をすることをおすすめします。たとえば国内外の株や債券に投資するバランス型の投資信託は、1本でいくつもの国や商品に分散して投資できます。
分かりやすさを重視するなら、日経平均株価に連動するインデックス型の投資信託や、好きな銘柄の株、外貨などを視野に入れましょう。

いずれにせよ、ある程度の経済知識は必要です。運用向けの貯金をするのと同時に、経済ニュースや指数にも目を通してみましょう。

今こそ金融に関するニュースのチェックを

貯金をするにしても、節約するにしても、投資をするにしても、お金を増やすためには経済に関する知識やニュースをある程度知っておくことも大切です。
どこの銀行に預けたら良いのか、どこで買い物をすれば節約になるのか、といった身近な情報も大事ですし、何より情報がものを言うのが投資です。

現在、新型コロナウイルスの影響により、「日経平均」「円高」「原油価格」といったワードを目にすることが多いと思います。
日経平均や外貨、原油価格は、投資をする際に必ずチェックしておきたい項目。「今、いくらなのか」「何を原因に下がっているのか?」「他の外貨も見てみよう」など、これを機会にぜひニュースに目を通してみてください。
コロナショックの現在、これほど日経平均が動いたり、円高を目にすることもあまりありません。世の中が動いているときほど、どういった理由で経済が動くのかが学べ、経済感覚が身についていくでしょう。

外出自粛の指示も出て、家で過ごすことが増えた方も多いと思います。気持ちが落ち込みやすい時期ですが、こういったときこそニュースに目を向けたり、普段じっくりと考える時間のないお金のことについて考えてみましょう。

宮野茉莉子

東京女子大学哲学科を卒業後、証券会社で営業を経験。2011年よりフリーライターへ。 大学時代に学んだ哲学にハマり、哲学を交えた記事を執筆。悩んだら哲学本を開き、哲学者と一緒に考えるのがライフワーク。好きな哲学者はニーチェ、ハイデガー、西田幾多郎、鈴木大拙、マルクスアウレリウス。 哲学の楽しさを老若男女に伝えるこのが人生の目標。 京都と音楽も好きな3児の母。

関連記事

カテゴリー