
2020.04.03
自己投資するなら今! 過去・今・未来に分けて「おうちタイム」を楽しむアイデア

writer :
宮野 茉莉子外出自粛を受け、家の中で過ごす人も多い今の時期。家の中にばかりいると、やることがなくてつまらない…なんてことになりがちですが、考えてみれば、これだけ家の中にこもる機会もなかなかありません。
新型コロナウイルスがいつ収束するかは分かりませんが、在宅時間が長い今こそ「おうちタイム」を充実させるチャンス。家にいながら生活を楽しむ習慣作りができれば、外出自粛が終わった後も、家にいるだけで心が潤う機会をふやすことができます。
今回は「過去・今・未来」にわけて、おうちの中でできるアイデアをご紹介します。
「過去の自分」を掘り起こす
外出自粛中におすすめしたいのが、過去の自分を掘り起こすこと。忙しいとなかなか昔を振り返ることはありませんが、過去の自分がヒントを与えてくれることって、意外と多いものです。
まずはタンスや棚の中を見て、昔の自分の書いた日記や写真、好きだったものを振り返ってみましょう。「そういえば昔はよく絵を描いた」とかつての趣味を思い出したり、「昔は先生を目指していたなぁ」といった眠っていた夢が再燃したりするかもしれません。
仕事に悩みを抱えている方は、出すあてはなくとも履歴書を書いてみる、というのもひとつです。履歴書を書きながら自分の経歴を振り返ることで、将来進むべき道について考えたり、取りたい資格が見えてくるころもあります。
もちろん、いらなくなった小物や服は、思い切って処分を。この機会に家の中をスッキリさせましょう。
「今の自分」を見つめ直す
忙しい日々を過ごしていると、つい適当になってしまうものって、多くありますよね。「部屋の中は心の状態をあらわす」という説もありますが、脳内がとっ散らかった人の部屋は雑然としているものです。部屋をスッキリさせたり、自分好みにすることで、とっ散らかった心を整理していきましょう。
長い冬の間、家にこもることの多い北欧では、インテリアに力を入れます。そんな北欧に学んで、「心地よい部屋作り」をしてみては?
無難な家具を集めただけの人は、壁に絵を飾ったり、好きなものを集めたコーナーを作るなどして、アートっぽさを取り入れるのもよし。キャンドルや間接照明を取り入れ、夜をゆっくり楽しめる仕掛けを作るのもいいでしょう。お花見に行きにくい今年はおうちでお花見を楽しむ人も増えていますが、部屋の一角にお花を飾る場所を作ったり、観葉植物を育てるのもいいでしょう。
「動線を考えた配置換え」もおすすめです。帰宅してすぐコートをかけられるようにしたり、洗濯物を取り込みやすくしたりなど、「生活や家事のプチストレス」を減らしてみましょう。
気がつけば、心の中がスッキリしているはず!
「未来の自分」に投資する
さて、過去と現在に向き合って心の中がクリアになったら、「未来の自分への投資」に向き合ってみましょう。
時間があるからこそ、多少時間がかかる趣味も始められますね。例えばDIYも良いですし、小物作りも良いですし、家庭菜園も良いですね。また、料理をはじめるのも良し。大切なのは「自分の好きなことからはじめる」ことです。
趣味ですから、気が向いたときにやればOK。特におすすめなのは、美容や健康にも良い料理です。いざ料理と肩に力を入れなくても、まずは「自分好みのカレーを作る、コーヒーを豆から挽く、チーズをオイルに漬ける、朝食だけ手作りする」といった、手が出しやすいものからはじめてみましょう。
取りたい資格があるなら、今こそ勉強を始めるチャンス。今はオンラインの講座も充実していますので、この時期に資格取得を目指すのもアリですよ。
固定費の見直しなどの節約や、積み立てNISAなどの投資を考えていた人も、このタイミングで始めてみては?
ストレスが溜まりやすい今の時期だからこそ、家にいても楽しむ工夫をしてみましょう。困難な状況でも今を楽しむ経験は、その後のプラスにもなるはず。新型コロナウイルスが終息すれば外に出る時間も増えることでしょうから、今こそできることを見つけてみてくださいね。


