世界的に自粛解禁のムードが漂ってきて、アフターコロナについて考え始めている人も多いのでは? 元に戻らないものもあるけれど、変わらないものもあるわけで…。たとえば、日差し! 今からしっかり対策しておかないと大変なことになる美白ケアについて、コスメコンシェルジュの資格を持つライターの三谷アイさんが解説します。
三谷アイ

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三谷 アイ

この時期、気になってくるのが「美白化粧品」。化粧水も美容液もファンデーションも「美白」と銘打っているアイテムが多く、「なにか、ひとつぐらい持っておこうかな……」そんな気になりますよね。
しかし「美白」とは具体的に、どんなことでしょう? これを考えておくと、美白化粧品選びを失敗しません!

1:あなたの「美白」はどれ?

世の中にたくさんある「美白化粧品」。「美白化粧品」アイテムには、注意書きとして「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと」などと書かれています。「今あるシミ」よりも「将来的にシミをできなくさせる」こと、「シミ予防」という印象を持ちますよね。
最近の美白化粧品は、シミ予防はもちろんのこと、「くすみにもアプローチする」「敏感肌でもOK」「炎症を鎮静化」など肌へのアプローチは多角的。そのため、まずは自分の肌状態と、自分が求める「美白」を考えてみましょう。

・美白=シミ無し肌

シミの原因は「メラニン」。肌は紫外線を浴びると、シミの元となる「メラニン」を作り出そうとします。このメラニンを作らせないように邪魔したり、「メラニンを作れ」という信号を止めたりするのが「美白有効成分」。そのため、美白化粧品には上のような「シミ予防」の記載があります。ブランドによって独自の美白有効成分が配合されており、それぞれに個性があります。

・美白=くすみ無し肌

そして「私はシミじゃなくてくすみが気になる」という方にとっては、くすみを取ることが「美白」ですよね。くすみの原因はさまざま。角質が溜まって肌が濁ってみえたり、乾燥して肌内部の水分が失われて肌本来のみずみずしさがなかったり、血行不良で顔色が悪く見えたり。
美白化粧品もくすみをケアしてくれるものも多くありますが、まずは角質ケアのクレンジングや洗顔の見直しを。そして保湿、血行促進マッサージなどを取り入れてみましょう。

・美白=ニキビ跡無し肌

ニキビや吹き出物の跡が残ってしまった人にとっては、これらが薄くなることが「美白」に。こちらには美白化粧品が有効です。また肌の赤みが気になる人は内部に炎症がある可能性も。鎮静化してくれる成分にも注目してみましょう。

このように、「くすみを取って美白になりたい!」という方が「シミ予防系」の化粧品を使っても、その効果を実感しにくいかもしれません。過去に美白化粧品を使ったけど効果がなかった、という人は肌と成分のミスマッチが起きていたのかもしれません。自分の求める「美白」をまずは考えてみてください。

2:今年の注目美白化粧品って?

美白有効成分はたくさん種類があります。上にも書いたように、シミを作らせないためにいろんな働きかけをしてくれる成分です。
しかし今年は「メラニンを作り出さない」だけではなく、「メラニンを溜めない」という機能が注目されています。これは今、すでに肌に持っているメラニンの蓄積を抑えたり、メラニンを排出・分解する機能を強化させたりする化粧品のこと。
「今年のシミ対策の前に、去年のダメージがまだ残っている気がする」、「なんだかシミになりそうな色ムラがずっとある」という方には、このような美容液にトライしてみるのもオススメです。
また季節の前半にこのような「排出系」を使い、後半は「シミ予防系」、と使い分けるのもいいですね。

今年の注目

アユーラ「ホワイトコンセントレート」

アルビオン「ホワイトサージ ソリューション CL」

3:メイクでトーンアップ!

化粧品の効果を待っていられない! 今すぐ透明感がほしい! という方にはこの春、トーンアップ下地がたくさん発売されているのでそちらをオススメします。
プチプラからデパコスまで、今年はとにかく「豊漁!」と言えそうなぐらい、トーンアップ・ツヤ感を演出する下地が並んでいます。
紫やブルーの色がついた下地は透明感を簡単に引き出してくれ、テクニック不要なのも嬉しいアイテム。

今年の注目

ジルスチュアート 「イルミネイティング セラムプライマー 02 aurora lavender」

オルビス「スムースキープベースUV」

ちなみに「シミを消す!」「シミがなくなる!」というのは薬機法でNGなので、もしこのような表現のネット広告を見ても飛びつかず、まずは「怪しい」と思ってくださいね!

三谷アイ

ライター/コスメコンシェルジュ 大阪府出身愛知県在住。 眼鏡ユーザー歴25年。 ニキビは小学生の頃から現在まで悩まされ、試したコスメは数知れず。 皮膚科や内科でも投薬治療から食物療法まで幅広くトライ。 現在は肌の調子と花粉症と自律神経の調整に気を配る日々。

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