家にいることが苦痛にならないという人でも、毎日運動もせずに家にいると頭が働かなくなったり、気持ちが落ち込んでしまうものです。こんなとき、家の中にいながらにしてリフレッシュできる方法はあるのでしょうか?
宮野茉莉子

writer :

宮野 茉莉子

5月末まで緊急事態宣言は続き、気軽に遊びに行けない日は続いています。外に出たり、人と会うことは気分転換やリフレッシュにもなりますから、家にこもっていると気分も落ち込んでくるものです。

わが家には3人の子どもがいますが、子どもが3人もいてまだ小さいとなると、気軽に外出もできず、買物もできず、友人にも会えません。
そう。小さな子を持つママたちは、ひとり自粛生活をこれまで何年も続けてきたことに等しいのです。そんな「外出自粛のベテラン」が、家の中にいながら気分転換するために実践してきた方法を3つご紹介します。

好きなことに没頭し、嫌なことはしない

育児中は外出や買い物だけでなく、オシャレも我慢、お酒も飲めない…などとできないことだらけで、多くのことを諦めていました。
とはいっても、できないことばかりあげると、段々と気分が落ち込むもの。そこで「できること」に視点を当ててみました。
「限られた環境と時間の中でも、これだけはしたいと思うこと」を探します。筆者にとってはそれが読書と文章を書くことで、それが自分が本当に求めていたものなのだと分かりました。

同じように外出もできない、人にも会えない、買い物もできない今は、逆に自分に集中するチャンス。普段のように数多くの誘惑に負けることなく、周囲の言葉に惑わされることも少ないため、自分の好みや自分らしさがクリアになってくるでしょう。

好きなこと、やりたいことが見つかったら、そのために必要なアイテムを集めたり、好きなことに没頭してみましょう。
同時に、「嫌なことはしない」という選択肢をもつこともおすすめします。好きなことが明確になってくると、自分が嫌なものも分かってくるからです。

「別に好きでもないことに時間とお金を使っていたな」「あの人といると気分が暗くなる」といったモノやヒトとの時間を減らしていきましょう。

「料理×音楽」でパワーチャージ

いま外出できるのはスーパーくらい、ということで、料理に挑戦し始めた人もいるのではないでしょうか。

私は独身時代、料理が苦手でした。しかし子どもが生まれて1日3食作るようになり、色々と試してみると意外と楽しいことに気付きました。料理はまるで科学のようで、息子も「実験みたいで面白い」と言いながら料理に参加しています。

シンプルに肉や魚を焼くだけでも美味しいですし、ダイエットに向けてスープのレパートリーを増やしたり、グリルやオーブンを使ったり、丁寧な暮らしを目指してぬか漬けやジャム、梅酒作りに挑戦したり、餃子の皮やホットケーキミックスを使っておかずやおやつを作ってみましょう。

おすすめは、料理をしながら好きな音楽をかけること。音楽を聴きながら料理をすると、ノリノリではかどります。ただ音楽を聴くよりも、料理をして体を動かしながら聞く方が楽しみが増します。
時間のある今は、おうちカフェやおうち居酒屋に挑戦してみるのもいいですね。

小さな幸せをたくさんもっている人は強い!

できないことがたくさんあると、「幸せのハードル」が段々と下がっていきます。そうすると不思議なものですが、「小さな幸せ」がたくさん見つかるようになるのです。
たとえばカフェのコーヒーに慣れていると、家でのコーヒーは特別なものになりません。しかしカフェに行く機会がなくなると、家で毎朝コーヒーを淹れ、香りを嗅ぐだけでも幸せを感じるようになります。
そういった小さな幸せを、一つ、また一つと見つけられる人は強い! どんな状況下でも日常を楽しむことができますし、生き生きとしていて、大きな幸せを今まで以上に喜ぶことができるようになりますから。
朝日を浴びる、植物を育てる、コーヒーを豆から淹れる、お気に入りのシャンプーを使うなど、小さな幸せを探してみましょう。
好きなこと、できることに目を向けてみると、さらに身体を動かしていると、段々とやる気が出てくるでしょう。自分が今できることについて、考えてみてくださいね。

宮野茉莉子

東京女子大学哲学科を卒業後、証券会社で営業を経験。2011年よりフリーライターへ。 大学時代に学んだ哲学にハマり、哲学を交えた記事を執筆。悩んだら哲学本を開き、哲学者と一緒に考えるのがライフワーク。好きな哲学者はニーチェ、ハイデガー、西田幾多郎、鈴木大拙、マルクスアウレリウス。 哲学の楽しさを老若男女に伝えるこのが人生の目標。 京都と音楽も好きな3児の母。

関連記事

カテゴリー