マスクを着けて外出することが日常になり、紫外線対策での悩みも増えましたね。この時期、何より気になるのが、マスク焼け! 今回はマスク焼けの原因とwithコロナ時代の日焼け対策を、CMなどで活躍するプロのヘアメイク、和久井直生子さんが解説します。
和久井 直生子

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和久井 直生子
マスクを着けて外出することが日常になり、紫外線対策での悩みも増えましたね。この時期、何より気になるのが、マスク焼け! 今回はマスク焼けの原因とwithコロナ時代の日焼け対策を、CMなどで活躍するプロのヘアメイク、和久井直生子さんが解説します。

せっかく感染予防のために頑張っているのに、顔にマスクのかたちで日焼けの跡ができていたり、ムラ焼けを起こしてしまったりしたらガッカリですよね。withコロナ時代のこれからは、マスクをつける前提の紫外線対策をプラスしていきましょう。



マスク焼けをする3つの原因

紫外線を通してしまう一般的なマスクでも、ある程度の紫外線は防いでくれます。
UVカット機能のあるマスクもありますね。
では、なぜマスク焼けをしてしまうのでしょうか。

まずはマスク焼けをする3つの原因を見ていきましょう。

1.紫外線の当たり方に差が出てしまう

一般的なマスクでも、UVカット機能のあるマスクでも、肌が隠れている部分と隠れていない部分がある限り、肌へ当たる紫外線量に差が出てしまいます。

マスクと肌の境目になる鼻筋や頬の高い部分は、とくに日焼けしやすいところ。
気をつけないと顔の上と下で肌の色が違ってしまうような、くっきりマスク焼けラインができてしまうかも。

日焼け止めを塗り忘れやすい耳まわりやフェイスラインも、注意が必要です。
マスクのゴムは細くても紫外線の当たり方に差を作ってしまい、ゴムが頬に当たる部分だけ、線が入ったように見える日焼け跡ができてしまいます。

2.マスクの摩擦や蒸れで日焼け止めが取れてしまう

顔全体にしっかりと日焼け止めを塗っていても、マスクをしているとムラ焼けを起こしてしまいがち。
マスクのズレを直したり、ちょっと飲み物を飲むときに外して付け直したり、話をしたりするだけでもマスクと肌に摩擦が起こり、少しずつ日焼け止めが取れてしまうんです。

紫外線の気になる季節にマスクをしていると、暑さや汗でマスクの中は蒸れてしまい、汗や皮脂で日焼け止めが流れて取れてしまうこともあります。

3.マスク肌荒れでバリア機能が低下してしまう

肌が荒れていると肌のバリア機能が低下してしまい、紫外線の影響を受けやすくなります。
マスクで肌荒れを起こすのは、マスクと肌が当たる部分の摩擦による刺激、マスク内の蒸れが主な原因。

紫外線も肌バリア機能を低下させる原因の1つなので、しっかりとケアしてあげないと、マスクと紫外線のダブルダメージで肌がボロボロなんてことにもなりかねません。



マスク焼けを防ぐためにできること

マスク焼けを防ぐために、まずは日焼け止めをしっかりと塗りましょう。
でも日焼け止めを塗るだけでは、マスク焼けは避けられません。

これからは、今までやってきた紫外線対策に加えて、マスク焼け対策もプラスしていきましょう。

1.日焼け止めをこまめに塗りなおす

マスクをしているときは、なるべくこまめに日焼け止めを塗りなおしましょう。
生活スタイルによっても塗りなおす頻度は変わってきますが、日焼け止めはマスクをしていなくても2〜3時間おきに塗りなおすのが理想的。
日焼け止めが取れてしまいやすいマスクと肌の境目だけでも、1時間おきには日焼け止めを塗りなおすのがオススメです。
パウダータイプやスプレータイプの日焼け止めを用意しておくと、メイクの上からでもつけられるので便利ですよ。

2.日傘や帽子を一緒に使う

マスクで隠れている場所と隠れていない場所へあたる紫外線量の差を小さくしてあげることが、マスク焼け防止に繋がります。
日傘やツバの広い帽子を使って顔全体に影を作ると、顔に当たる紫外線量の差を小さくできるでしょう。

地面からの照り返しもあり、完全に紫外線を防ぐことはできませんが、日焼け止めも一緒に使うことでマスク焼け対策になりますよ。

マスク焼け対策にスキンケア&インナーケアもプラス

紫外線ダメージに加え、マスクとの摩擦でダメージも受ける肌。
摩擦や刺激は肌荒れの原因ですが、肌荒れしているとメラニンが過剰に作られたり、メラニンを含む角質が肌に残ったりしがちです。
紫外線対策でマスク焼けは防げても、マスクが当たっていた部分にシミや色素沈着が起こってしまったら悲しいですよね。

1.スキンケアは保湿と美白を重視

乾燥すると肌バリア機能が低下し、ダメージを受けやすい状態に。
紫外線や摩擦でも肌は乾燥するので、保湿ケアをしっかりしてあげることが大切です。

美白ケア化粧品を使うのもオススメです。
マスクが原因でシミや色素沈着が起こる可能性を考えて、メラニン生成を抑える美容液や古い角質を取り除く拭き取り化粧水などで予防しましょう。

2.眠る前のインナーケアも大切に

日焼け止めやスキンケアなど外側からのマスク焼け対策だけでなく、体の内側からのケアもしたいところ。
紫外線対策としても有名なビタミンCは、メラニンが過剰に生成されるのを抑え、色素沈着も予防することが知られています。
紫外線を浴びた肌に、そして明日も紫外線を浴びる肌に補給してあげるためにも、眠る前にビタミンCを摂るといいでしょう。

はやくマスクのいらない生活がくるといいけれど、まだ終わりは誰にもわかりません。
今回紹介したマスク焼け対策は、コロナが落ち着いてからも、花粉症の季節や喉の調子が悪い時など、マスクをつける機会に役立ててもらえたらと思います。

健康第一、そして肌も大切に過ごしていきたいですね。


和久井 直生子

1992年からヘアメイクのアシスタントを始め、美容師免許取得後に渡英。ヘアカットとスタイリング、メイクを学び、ロンドンファッションウィークなどで経験を積んで帰国。日本ではテレビCMやポスター、PV、VPをメインにヘアメイクとして活動。 第二子を授かった2014年からは撮影現場に出る機会を減らし、育児を本業に…のつもりが根っからのワーカホリックのため、在宅で出来る美容アドバイザー、ライターなどもしている、イギリスジャンキーのヘアメイク。

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