見つめるだけでは伝わらない
「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。確かに目力のある人が出す視線からは、いろんなメッセージが込められているように感じます。しかし、あなたが超能力者でもない限り、目力で「好き」を伝えようだなんて思わないほうが賢明です。
島田 佳奈

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島田 佳奈

【愛は美徳、恋は猛毒】
あなたはエスパー? 見つめるだけでは「好き」は伝わらない

見つめるだけでは伝わらない

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。

確かに目力のある人が出す視線からは、いろんなメッセージが込められているように感じます。

しかし、実際に発信しているメッセージとその目線から受け取る側が感じることは、必ずしも一致しているとは限りません。

仮に「目力には自信アリ」なA子さんがいるとします。

A子さんは同僚のB太さんのことが好きで、仕事中も事あるごとにB太さんに向けて目力ビームを飛ばす日々。

ある日、B太さんは隣の席のC男さんに相談しました。

「最近いつもA子に睨まれている。俺なんか嫌われることしたかな?」

C男さんは言いました。

「バカだな。アレは俺のことを見てるんだよ。アイツ、俺に気があるのさ」

……現実はこんなもの。

何度も目が合わなければ「自分のことを見ている」こともハッキリしません。しかも目力があるほど、その眼光の鋭さは「睨んでる」と勘違いされやすいのです。

彼だって人間です。神様でもアイドルでもGACKTでもありません。

あなたが超能力者でもない限り、目力で「好き」を伝えようだなんて思わないほうが賢明です。

ひたすら相手の後頭部に「私のほうを見て」と念力を飛ばす訓練をしても、おそらくエスパーレベルに達するのは200年後でしょう。そんな無駄な努力をするくらいなら、さっさと話しかけて「好き」と告白するほうが100万倍簡単です。

好きな人を「見つめるだけ」しかできないのには、2つの原因が考えられます。

ひとつは、彼を「雲の上の人」だと勘違いしていること。

雲の上の人

自分とはあまりに違うキラキラした世界の住人だと思い込み「私のような下々の者が話しかけるだなんて恐れ多い……」なとと、己を卑下しすぎてはいませんか?

たとえ彼が神々しいほどカッコよくても、しょせんあなたと同じ人間です。

どれほどのイケメンであろうと、家では高校時代の着古したジャージ姿で過ごしているかもしれないし、非の打ちどころのない天才肌のエリートでも、実態はかくれモノノフ(ももいろクローバーの熱狂的ファンのこと)かもしれないのです。

同じ人間である以上、緊張する必要もなければ、眼福と拝んだりひざまずいて平伏す必要もありません。たとえ本物のGACKTであろうと、目の前にいるならば、堂々と話しかけてみればいいのです。

女は愛嬌。コミュ障やあがり症なら「笑顔」で勝負

もうひとつの原因として考えられるのは、

単純にあなたがコミュ障やあがり症で、うまく話すことができないケース。

上手く話すことができない

「話したい、でも……」と戸惑いつつ、結局見つめるだけしかできずモジモジしていたら、彼はあなたの好意どころか存在すら気づかないかもしれません。

逆に「時々ジーっと俺のこと見てる」あなたに殺意を感じ、避けられてしまう可能性も。

想いが届く前に失恋するくらいなら、せめて何らかのアクションを起こしてみましょうよ。

相手が彼に限らず、コミュ障やあがり症の人はうまく話すのが苦手です。しかし緊張しない女友達や家族が相手ならば、わりとフツーに話すこともできます。

そんなあなたが彼に想いを伝えるためには、毎日一言でもコミュニケーションを図り「至近距離で接することに慣れる」ことから。

毎日ちょっとの勇気を出せば、セリフの決まっているあいさつくらいはできるはず。

そこにプラス「とっておきの笑顔」を添えてみてください。

とっておきの笑顔

表情を作るのは顔の筋肉です。毎晩鏡の前で「笑顔の筋トレ」に励み、ひきつらない自然な笑顔が脊髄反射で出るよう、表情筋を鍛えましょう。

「目は口ほどに物を言う」は正しく伝わるとは限りませんが「笑顔は会話以上に『好き』を伝える」は真理です。

彼の前でニッコリ笑ってあいさつを日課にすれば、いずれ彼のほうから話しかけてきてくれますよ!

島田 佳奈

作家/女豹ライター、コラムニスト、All About恋愛ガイド    モデル・キャバ嬢・OL・広告代理店・SEを経て作家に転身。 豊富な体験と取材から得た“血肉データ”をベースにした独自の恋愛論が定評。少々毒多め。 近年は、大人の女性の生き方についての持論も展開している。  『アラフォー独女の生きる道』『人のオトコを奪(と)る女』『「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える!』『女豹本!』他著作多数。 プライベートでは、結婚2回/離婚2回(うち1回は事実婚)を経験。現在は彼氏と犬と愛にまみれた幸せな日々を送っている。

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