人生の作り方
毎年毎年「来年こそは!」と言ってるのはどなた? 年という大きな暦の数字が変わる年末年始。 新しいこと始めたくなりますよね。 もしくは過ぎた一年を反省して、「来年こそは止める!」と誓ってみたり。 今回は対話から未来を作る専門家ライフシフトコーチの大下が、2018年を最高の年にするための準備についてお伝えします。
大下千恵

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大下 千恵

年末年始に言いたい一言、「来年こそは、私やるよ!」。

年という大きな暦の数字が変わる年末年始。新しいこと始めたくなりますよね。

もしくは過ぎた一年を反省して、「来年こそは止める!」と誓ってみたり。

ここで2016年12月、約1年前を振り返ってみてください。

-あの時誓った目標、実行できましたか?

今の自分は1年前に思い描いていた自分になれていますか?

たくさん目標を立ててがんばった人も、簡単な目標は実現できたけど、一番がんばりたかった目標はすごく大きなチャレンジすぎて手つかず・・・なんてことはよくあることです。

ライトシフトコーチ 大下千恵

-何故目標を立てても実行できないの?

それはそもそも目標の立て方を間違っているからです。

自分が苦手なことを乗り越えることをいきなり『目標』にしちゃうと、しんどいに決まってますよね。だって苦手なのですから。

チャレンジ、目標って、自分がなりたい未来の自分に会うために考えるもの。

その未来の自分に会うために知識や経験を足す、もしくは障害を取り除いて、目の前の自分が進む道をクリアにして、自信を持って進むために設定するもの。

「そもそも自分は何を実現したいのかなぁ。」
「そのための方法としては、どこから手をつけるのがいいのかなぁ。」

ここを考えずにいきなり目標だけ考えても、全然やる気になれません。

「自分のことがわからないから、うまく目標を立てることができない・・・」

それならば、自分のことを知ればいいのです。

「未来の自分を考えるといったって、うまく浮かばない。」
うまく浮かべる必要はありません。

楽しんで妄想していきましょう!

そのためにコーチングを受けるなど専門家に助けてもらい一緒に考えるのもいいですが、今回は一人でも自分のことを深掘りできるステキなツールをご紹介します。

-人生の輪

人生の輪画像

《フォーマットのダウンロードはこちら》

誰だって、一番興味がわいていることしか気になりません。だから目標も偏りがち。

この表はそんなあなた自身を俯瞰して、仕事や恋愛、学びなど自分の周りで起こっていることに対して、自分自身の満足度と問題意識を客観視するためのツールです。

つまり、簡単にいうと自分の現在地がわかるツールなのです。

-さぁ、描いてみましょう!

いきなり描いてください!と言われてもイメージがわかなくて難しいですよね。

今回は、Lily-Jay読者さんと同年代のゲスト、シンガーの前坂妃和さんに描いていただいた“人生の輪”を通してご説明します。

まずレーダーチャート(鶏頭図)で自分の現在の感覚を描いてみてください。

満足度は一番外の円が満足度100%、中心が満足度0%です。

そしてなぜそのそう感じたのか、率直な理由もメモしておいてください。

-自分の人生の輪、全体をながめてみよう!

妃和さんの人生の輪

大下:描いてみて、改めて全体を眺めて見てどうですか?

妃和さん:

前坂妃和

大下:これはなんというか・・・スッキリしたチャートですね。必要で大好きなことと、不必要で興味ないところが明確に分かれていますね。

-一つ一つ考察してみよう!

大下:満足しているところはどこですか?どんなところが満足でないですか?

妃和さん:私の現状はこんな感じです。

人生の和の結果

大下:最初にも言ったとおり、全体的に興味あることとないことが明確。決断早いですか?

妃和さん:

前坂さんと大下さん

-どの項目が満足度100%になるのが一番幸せか考えよう!

大下:それでは、これらの中で2018年が終わった時に満足だー!100%だー!と言いたいところを一つ選ぶとしたらどれですか?

妃和さん:仕事(音楽)・・・ではあるのですが、その満足度を上げるための『学び』ですね。

大下:それが100%になったらどんな世界になるのでしょう?

妃和さん:自分の音楽がメディアを通して遠くの人まで届いていて、ライブの本数も増えて、待っている人がたくさんいる!ということが実感できていると思います。

そのために『学び』としては、ジャズなど他のジャンルにチャレンジした時に歌えるようになりたいですね。今は音楽仲間と話している時に自分に知識がないなぁと思うことがあるんです。もっと気持ちよく、自分の感情を表現できるようになりたい!

大下:それは何を持って100%になった!とわかりますか?

妃和さん:特に実感しやすいのはライブですね。お客様の心に自分の歌が届いたと感じられる時、100%な気分になれます!

大下:成長はすればするほどもっとしたくなるものです。
その時にまだダメ!まだまだ足りない!こんなので満足してちゃダメ!と自分を責めてしまう人って多いです。

大下千恵

-アイデアをたくさん出してみよう!

ここまでで自分が来年一番がんばってみたいジャンルが決まりました。
いよいよ目標となる行動を考える時がきましたよ!

まずは先ほどの満足度100%の世界を実現するためにできることのアイデアを大量に出してみましょう。

できるかできないか、現実的かなどは一切考えず、一旦量出すのがポイントです。ここは人に手伝ってもらってもいいかもしれません。

妃和さんはこんな感じでアイデア出しをされました。

前坂さんと大下さん

大下:自分のアイデアを見てみてどうですか?

妃和さん:考えたことがなかったものもあるけど、前から気になっていたのに後まわしにしていたものがたくさんあります!

-どの行動に目標を設定したいか選ぼう!

大下:先ほど大量に出したアイデアの中から、自分の望む未来に向かうためにチャレンジしてみたいことを3つ選んでください。

全部やりたくなるかも知れませんが、せめてどこから手をつけるか順番を決めてみましょう。欲ばりすぎると、疲れてしまってすべてができなくなる可能性大!です。ここはやるぞ!がんばるぞ!というものをあえてしぼって選択してみてくださいね。

妃和さん:これにします!なんか・・・すべて繋がっていますね。

大下:表現の幅を広げたいということで、行動はそれぞれ違いますが、一貫性がありますね。妃和さんは表現としてどんな感情の広がりがあるのか知りたいんですね。

-具体的な行動を設定しよう!

妃和さん:

前坂妃和

大下:日常生活はとっても忙しいです。そして年末年始に考えた目標もその忙しさの中に埋もれて忘れられがち・・・。新しい習慣を日常に追加するって、人間にとってはストレスなんです。

前坂さんと大下さん

お化粧する時に毎日違う新しいアーティストの音楽を聴くとかどうですか?

妃和さん:いいですね!お化粧の時にいつも音楽を聴いているので、そこにこの習慣を入れます!

大下:また、ここでもちゃんと自分のがんばりを認めてあげるため、頻度、いつまでなど客観的にわかる数字を設定したほうがいいですね。

妃和さん:

前坂妃和

前坂妃和

どこから手をつけようかな?

大下:これまでにやったことのないことにチャレンジするのはとてもハードルが高いことですよね。怖くなったり、途中で挫折したり、そのせいで自分を責めたりしがちなんです。

大下千恵

まずはすごくがんばってできることよりも、一歩踏み出して続けることができるものを設定するのが大事。例えば体を鍛えたい時、腕立て伏せを20回する!と設定してはいけません。

忙しくても忙しくなくてもできるレベルで設定してください。例えば1回できればOK!とか。そうなると、忘れてても思い出したところですぐに実行できますよね。なんなら壁に向かって立ったままやってもOKかも。それくらいレベルを下げて、簡単なものからはじめましょう。

妃和さん:

前坂妃和

-ここまでを振り返って

大下:“人生の輪”からの目標設定、やってみてどうでしたか?

妃和さん:身にしみるというか、自分だけで目標立てるとこんなに細かくしませんし、なんとなくで日々を過ごしがち。

前坂妃和

これだけのことをしっかりずっとやっていたら、1日1日が濃くなりそう!そして2018年年末には、本当に音楽やっていてよかったな♪と言いたいですね。ずっと言い続けるけど!

大下:こうやって立てる目標って、今まで気にしていなかった、でも大切なことを設定することになると思います。だからこそ飽きてきたなぁなんてきもちになるかもしれません。できれば3ヶ月は続けて欲しいですが、まずは1ヶ月!を目標にがんばってみましょう。

1ヶ月試してみて、もっとできると思ったらレベルを上げてもいいし、やってみたら何か違うな、違和感があるな、と思ったら変えてみてもいいんです。でもまずは1ヶ月やってみる。

今回出したのは自分が実現したい未来に行くためのやり方の一つ。あくまでアイデアなんです。だから実行してみてはじめて気づく納得感、または違和感、失敗など行動した人にしかわからない体験ができるんです。そこをちゃんと観察することはとても大事です。

大下千恵

-さぁ、今度はあなたの番です!

いかがだったでしょうか。
“人生の輪”から作る満足度100%の未来の魅力は伝わりましたか?

今回のゲストの方はまっすぐ夢に進まれている方でしたが、今まだ夢を探している人でも大丈夫。
自分のことを知っていくことで、夢や情熱はあきらかになっていきます。

年末年始、ちょっと時間を作って自分の未来を作ってみてくださいね!

前坂さんと大下さん

モニタープロフィール

前坂妃和

前坂妃和(20歳)
奈良県出身
2歳からストリートダンスを始める。
過去に数々の賞を受賞。
2007年紅白歌合戦でバックダンサーを務める。
小学6年生から本格的に歌を学び始め、現在は都内のライブハウスを中心に活動中。
・TBSテレビ「Sing!Sing!Sing! 3rd season」予選一位通過
・TBSテレビ「歌王2016」ファイナリストTop8
Twitter:@kiwa_maesaka
Instagram:@kiwa_maesaka

大下千恵

ライフシフトコーチ。

飛び込み営業ではじまり財務マネージャーで終わるという波乱万丈な会社員経験を経て、人材育成の手法であるコーチングのコーチとして独立。
ミッションは「自分自身をおもしろがる人を増やす」こと。夢や野望を楽しみ味わい、自分自身に感動するミニコーチングゲーム「野望の会」を全国で開催中。

【取得資格】
米国CTI認定CPCC(Certified Professional Co-Active Coach) (社)日本適性力学協会認定WDコンサルタント

【クライアント】
起業家、経営者、フリーランス、士業、医療従事者、サラリーマン、公務員、研究者、農園主、主婦 など

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