
2018.01.12
年末年始で食べ過ぎた!?お正月太りを解消しよう

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松野 エリカ新年あけましておめでとうございます。美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。
寒い日が続いておりますが、体調壊されていませんか?
2018年もコラムへのお付き合いどうぞよろしくお願い致します!!
お正月太りの原因は食べ過ぎだけではない!むくみを解消しよう
お正月太りと言えば、食べ過ぎにより体に脂肪がつくことが原因ですが、おせち料理やお酒を飲んだ時に食べていたおつまみの塩分が多かったことで、体がむくんでいるのも原因のひとつです。
体脂肪を落とすことで体重を減量させるのはもちろんなのですが、同時にむくみも解消していった方が効率よく痩せることができます。
むくみとは、リンパの流れの悪さや血流がスムーズでないなど、体内の水分がうまく巡っていないことが原因で生じます。
塩分でむくみやすいことは有名ですが、糖分も体内で水分を抱え込む性質があるため摂り過ぎはむくみを引き起こします。おせち料理は保存性を高めるために砂糖が多く使われているお料理が多いですね。
水分の代謝をスムーズにさせるために食事からできるアプローチとして最もポピュラーなのは、カリウムが多い食材を食べることです。利尿作用があるため、余分な水分を体内からデトックスしてくれます。
カリウムは、アボカド・海藻類・里いも・さつまいも・春菊・ニラ・ほうれん草・きのこ類・キウイ・バナナなどに多く含まれています。
今の季節ですと鍋料理に合う野菜も多く見られますね。中でも海藻類は断トツで多く含まれていますので、お味噌汁のわかめ、ひじきの煮物、また日常の食事では昆布でダシをとると効率よく食べることができます。
これらを積極的に食べることを心がけてみましょう。
また、外食をすると塩分や糖分を多く摂り過ぎてしまう傾向にあります。
自炊を心がけるだけでも、むくみは随分解消されますよ。
胃腸を労わる食事に切り替える!
食べ過ぎでいつにも増して使いすぎてしまった胃腸。
臓器も体の一部です。働き過ぎたら当然のことながらお休みさせてあげなくてはいけません。
お正月明けは、七草粥を食べるという行事があります。実際1月7日にお粥を食べている人は少ないかもしれませんが、お粥を食べることでその一年の無病息災を願い、同時にお正月疲れしている胃腸を休めるためという意味が本来そこには込められているのです。
昔からある行事というのは、私たちの生活や健康が保たれるような意味を持ち合わせていることが多くあります。
お粥を食べなかったとしても、消化のよいものを口にすることはできます。
食物繊維が多い食材は胃腸に負担がかかりやすいとされています。脂の少ないささみや鶏肉(皮なし)、白身魚、豆腐やひきわり納豆、卵、りんご、旬のお野菜ですとほうれん草や白菜などの青菜やかぼちゃが消化がよいのでオススメです。
調理する際は、消化するのに負担がかからないように食材を小さめに切ったり、よく火を通して煮込むようなお料理法にアレンジするとよいです。
逆に控えたいものは胃酸の分泌を高める食品です。
胃酸は、たいへん強力な酸(pH1~2)で、食物の消化に加え食物と一緒に体内に取り込まれた各種菌の殺菌を行っています。
香辛料の強いもの(韓国・インド・タイ料理など)、塩分が強い漬物や塩辛、酸味が強い酢の物・柑橘類などは特に胃酸を多く分泌させてしまうため、胃がお疲れ気味の時は控えめにしましょう。
ながら運動でいい!動いて消費しよう!
食べ過ぎてしまった時の一番の対処法はやはり「運動して動いてカロリーを消費する」ことです。
運動しよう!と思って動こうとすると気が重くなるようであれば、日常生活の中でいつもより少し多く動く意識をしてみてください。
私自身実際に行っていることは、エスカレーターではなく駅では階段を使う、特別用事がない日はスニーカーで出かけて、好きな音楽を聴きながら一駅多く歩いて帰る、掃除機をかける際は全身を使うように動くなど、いつもの生活で楽をしてしまいがちな部分で、あえて動くことです。
もちろん、運動しよう!と思い立って苦ではない人は思う存分運動してくださいね。
ただ、私のように運動が苦手・・・という方は日常で動くことを意識した方が、ストレスが溜まりにくいかと思います。
お正月太りに焦りダイエットしよう!と決めて、急な食事制限をするのではなく、まずは日々できることに意識を向けて継続していけるようになりましょう。それがダイエットに悩まなくなる最大のポイントです。


