砂漠にいる女性
こんにちは! 美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。 寒い日々にそろそろ耐えきれなくなってきている私ですが、あと1ヶ月もすれば桜が開花するのだな〜と思うと、心がパッと明るくなります。春を楽しみに、残り1ヶ月冬を乗り切りましょう♪  さてさて、そんな冬の季節。お肌の乾燥で悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?   肌が粉をふきやすかったり、洗顔後つっぱる感じがしたり、化粧のノリが悪かったり、唇が切れやすかったり、化粧直しが何度も必要だったり、しわが多く目立ちやすかったり……といったお悩みがある方は要チェック。 今回は、食事で防ぐ乾燥肌のお話しです。
松野 エリカ

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松野 エリカ

ただ水分を与えればいいわけではない! 乾燥肌になる原因は…

手にクリームを塗る

気温が下がり空気が乾燥すると、起こりやすくなるのがお肌の乾燥です。
この季節は暖房の利用によって、室内も乾燥しやすくなっています。
乾燥対策のため、一生懸命に外からスキンケア用品で水分補給を行なっている方も多くいらっしゃることでしょう。

もちろん、外からのケアも大切! なのですが…。
乾燥肌になってしまう根本的な原因は何かご存知でしょうか?

答えは「代謝の悪化」。つまりは血行不良により起こりやすくなるのです。

お肌の代謝とは、みなさんご存知の「ターンオーバー」のこと。ターンオーバーとはお肌が生まれ変わる期間のことを指します。

代謝が落ちるとターンオーバーに時間がかかるようになると言われ、歳を重ねるほどに遅くなると言われています。

代謝をアップするために、控えたい食べものとは?

コーヒーを飲もうとする女性

食が豊かな現代を生きる私たちの体調不良は、食べ“過ぎ”から起こっていることがほとんどです。
そこで体質を変えたい場合は、食べすぎているものを引き算する必要があります。

乾燥肌を改善させるために控えたいものは以下の通りです。

① カフェインが含まれているドリンク
② 白砂糖たっぷりなお菓子・菓子パン
③ 乳製品の摂りすぎ
④ ファーストフード
⑤ 焼き固めたもの

①〜③に共通していることは、体を冷やす作用が強いということです。
人の体は体温が高いと代謝エネルギーを消費し、体温が低くなるとその消費量が下がります。

つまり、体を冷やすと代謝が下がってしまうということです。

例えば①のカフェインが含まれているドリンク。
カフェインには血管を収縮させる作用があり、冷え性の大敵です。
カフェインが強いドリンクといえばコーヒーや紅茶ですね。
これらをお水代わりに飲んでいる方がいらっしゃいましたら、少しずつでいいので別のものに切り替えましょう。
実は日本茶にもたくさん含まれているため、1〜2杯にとどめて白湯やハーブティーを。

また、他の記事でも言っていますが、②の白砂糖や③の乳製品(ここでいう乳製品はヨーグルトや牛乳といったサラサラしたもの)も、体を冷やす作用が強いです。
菓子パン、カフェラテ、コーヒーなどは、なるべく体温が高い日中に摂取することで、冷えを防ぐことができます。

④のファーストフードは酸化した油で調理されていたり、添加物たっぷりだったりする可能性が高いので、毎日食べるような生活は避けましょう。

そして⑤の焼き固めたものとは、クッキーやパンケーキ、たこ焼きなど高温で長時間調理されたもののこと。
それらは長時間熱を加えたことで水分が少なくなっています。
東洋の思想の中に、「人は食べたもののようになる」というものがあります。
人は、その食物の持っているエネルギーを吸収し、それが結果的に体に表出します。
つまり、焼き固めたものを食べ過ぎると、クッキーやパンケーキのようなカサカサのお肌になってしまうということ。
乾燥肌を防ぎたいのであれば、食べ過ぎないように心がけてみましょう。

乾燥肌を防ぐために食べたいもの!

腸のイラストを持つ人

代謝アップ、乾燥肌を防ぐために注目したいのは「腸」です。
腸は第二の脳とも言われ、人の前向きな気持ちの元となる幸福物質セロトニンの95%は腸で作られると言われています。
また、腸内環境を改善することで肌荒れが劇的に良くなったり、花粉症などのアレルギーが完治したりした例もあります。
もちろん、食べ物を消化・吸収する場所ですから、腸内環境が改善すると食べたものを効率的に吸収し、肝臓へ運ぶことができるため、結果的に代謝アップに繋がります。
すなわち、腸内環境をよくすることが乾燥肌対策には重要なのです。

それでは、食事でこれらを叶えるためにはどうしたら良いでしょうか?

発酵食品、食物繊維が多い食べ物を食べる

納豆ご飯

腸は食べ物を吸収する場所ですが、同時にいらないものを排出する場所でもあります。
腸内環境が悪いと、老廃物が溜まり代謝が下がってしまいます。
結果的に代謝の低下、肌荒れ、血行の悪化といったことが起こります。
そんなときにおすすめなのが、発酵食品や食物繊維が多い食材です。

発酵食品といえば、納豆・甘酒・キムチが代表的なものですね。
食物繊維が多い食材は、ゴボウや切り干し大根、モロヘイヤなどの野菜類、なめこやキクラゲといったきのこ類、インゲン豆などの豆類、ひじきや焼きのりなどの海藻類など。

緑黄色野菜に含まれる脂溶性ビタミン(ビタミンA・E・D)も、お肌のバリア機能をアップしてくれる作用があります。
脂溶性なので、油と一緒に食べることで体の中での吸収率がアップします。

また、油は乾燥肌を防ぐために欠かせない調味料のひとつです。
オリーブオイルは熱に強いため、揚げ物、炒め物にもOK。たっぷり使いましょう。
ただし、エキストラバージン・オリーブオイルには熱によって失われやすい栄養素トコフェノールやフェノール酸を含んでいるので、熱を通さず野菜と一緒に食べることをおすすめします。

腸を温める

本を読みながらカップを持つ人
内臓を冷やさないことは、代謝アップの絶対条件です。
お腹を触ってみてください。手足は温かいのにお腹は冷えているという方は、内臓が冷えている証拠!

特に胃や腸は食べ物の通り道なので、食材の温度が内臓にも影響します。
そこで実践して欲しいのが以下の2つです。

・真冬の寒い時期に野菜を食べるのであれば、生より温野菜を。
・ドリンクはアイスよりも、常温。常温よりもホットを選ぶように。

実は私も過去は内臓冷え体質でとても悩んでいたのですが、
上記2点に気をつけるようになってから内臓の冷えが解消されました。
(それまで季節や時間問わず、生サラダとアイスドリンクを飲みまくっていたので…)

体質や肌質は、日々の積み重ねで変化します。
乾燥肌を防ぎたいのであれば、まずは普段の食べ物から改善していきましょう。

松野 エリカ

美容料理家/ERICHE代表    自身のダイエット失敗経験より栄養士となり、卒業後は飲食店厨房に勤務。 銀座のマクロビオティックレストランにて、トップパティシエとしてスイーツ部門のレシピ・メニュー開発、調理など全て一人で担う。   その後、それらの経験を活かし、縁ありドバイにて<ヘルシースイーツ>をコンセプトに掲げた「ERICHE Dubai」をプロデュース。現地モールへ出店し、王室へのスイーツ献上も果たす。   現在は、東京表参道にてリピート率85%を超える料理教室を開催する他、食品メーカーレシピ開発、コラム執筆、動画レシピ出演など<食べてキレイ>をコンセプトに活動中。

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