あなたに似合うを見つけよう
突然ですが、あなたは自分がどんな服を着たら一番魅力的に見えるか、知っていますか? 毎年いろんな色や形の服が流行しては消えていきますが、「流行っているから買ってみたけど、私には全然似合わない…」と、がっかりしたことがある人も多いことでしょう。そんなお悩みを解決してくれるのが、「シンデレラプランニング」というサービスです。「ファッションを通じて、人生が変わる」と言い切るこのサービスは、統計データをもとにその人の個性を分析し、似合う服やメイクを提案してくれるという一風変わったシステムです。はたしてどんな内容なのか? 代表の三村愛さんにお話を伺ってみました。
Lily-Jay編集部

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Lily-Jay編集部

統計で分類! その人だけの「似合う」を見つける

三村愛さん

――そもそも、「シンデレラプランニングとはどんなサービスですか?

三村:「外見の自信から内面の自信が生まれ、人生が変わる」をコンセプトとし、ファッション、ヘア、メイクを総合的にプロデュースするサービスです。
7万人の統計データをもとに、似合う要素を分析する「88診断」を通して、ショッピングに同行してスタイリングしたり、メイクをレクチャーしたりしながら提案しています。

シンデレラプランニング

↑7万人の統計データをもとに人の個性を22のタイプに分類する88診断(シンデラプランニングの公式サイトより)

――なるほど。その人の個性を分析して、「似合う見た目を提案してくれるサービス、ということですね。

実際に「シンデレラプランニング」を体験! どう変わる?

百聞は一見に如かずということで、今回はLily-Jay読者の前坂妃和さんに、この「シンデレラプランニング」を受けてもらいました。そのままでも十分に素敵ですが、一体どのような変身を遂げるのでしょうか?

前坂妃和

名前:前坂妃和(21歳)
職業:シンガー
身長:162cm
趣味:映画鑑賞、カフェ巡り
普段よく買うブランド:H&M、ZARA

❶ヒアリング・カウンセリング

シンデレラプランニングのカウンセリング

まずは顔写真分析とパーソナルカラー診断、そしてカウンセリングが行われます。
ここでお悩み、予算、要望などを伝えます。

妃和さんは素の顔が薄いのがコンプレックスなのだそう。また、太ももに筋肉がついているのでカバーできるような方法を教えてもらいたいとの要望が出ました。

❷コーディネート同行

コーディネート同行

スタイリストがショッピングに同行して、似合う洋服を提案してくれます。ここでのお買い物は自己負担ですが、カウンセリングで伝えた予算内に収まるよう調整してもらえるので安心です。
今回の予算は1万5千円〜2万円ほど。UNIQLOやH&Mといったファストファッションをうまく使えば、十分全身をコーディネートできる予算です。

三村さん

「洋服を買う」というよりは、たくさん試着をして自分に似合う服を理解していきます。
洋服は、着てみないと相性が分からないもの。
お客様が試着を楽しんで、似合う、似合わないの感覚をつかむことが、このサービスの目的です。

コーディネート風景

スタイリストさんと和やかにショッピングをし、2時間ほどですべてのアイテムを購入しました。

はたして、どんな仕上がりになるのでしょうか?

❸メイクアップで変身

ショッピングの後は、ヘアメイクさんが妃和さんの持っているコスメを活かしながらメイクを提案してくれます。場合によってはカットやカラーも含めた簡単なヘアセットも施してくれます。

❹完成! カメラマンによる記念撮影

ビフォアとアフター

そしてついにスタイリング完了! 黒が多めのパンツスタイルでボーイッシュな印象だった妃和さんが、柔らかい素材のワンピースと明るいジャケットで大人のエレガントな女性に大変身しました。表情まで違って見えますね。

この日のスタイリングについて、コーディネーターの能登紀子さんに伺いました。

能登さん

妃和さんの88診断は「クリアスポーティ」でした。 このタイプの方は、颯爽とした軽快な装いを意識することで、格段に印象が上がります。
今回は春に向けてのコーディネートということで、このタイプの人が得意な水色のライダースジャケットに、細い斜めのラインですっきりとしたワンピースをコーディネートしました。イエローのネックレスを差し色に使うことで、元気さがプラスされて軽快な印象となります。

妃和さん

自分では選べそうにないアイテムも、合わせ方次第でこんなに自分に似合うようになるんだと、びっくりしました。別の自分がいるみたいです。私に似合うものもわかりやすく教えてくれたので、今まで以上にファッションを楽しめそうです。

シンデレラプランニングでは、この写真撮影までがサービスに含まれているため、例えばSNSのプロフィール写真などにも使えて便利です。一般人の場合、自分の全身写真をプロのカメラマンに撮ってもらう機会はなかなかないもの。これだけでも嬉しいサービスですよね。

妃和さん

さらに、このスタイリングの後にはさらに、「アフターカルテ」という似合うファッションのアドバイスシートが送られてくるそうです。その日だけの変身ではなく、その後の人生にもずっと使える情報がもらえるのはいいですね。

アフターカルテ

「シンデレラプランニング」は自信を持つことを応援するサービス

三村さん

「自分の苦手意識」がこのサービスを始めたきっかけ

――「統計で個性を分類して提案」というのがこのサービスの面白いところだなと思いますが、これはどのような経緯から?

三村:実は、創業当時は普通のスタイリングを提供していたんです。
起業のきっかけは、7年前の25歳のとき。「ショップ店員」や「友達」ではなく、ファッションやメイクのプロが一般の方の外見をプロデュースする仕事を作りたいと思い始めました。それでスタイリストやヘアメイクの感性による提案を行っていたのですが、続けるうちに「お客様に対して似合うファッション」でなく、「担当するスタイリストが好きなテイストの中でお客様に似合うと思うファッション」になってしまうことに気がつきました。

そこで取り入れたのが統計です。その結果、88診断によって事前に似合うファッションを分析した上で、その結果を軸に似合うファッションを提案するサービスが生まれ、今に至っています。

女性は意識と努力で綺麗になれる

――そもそも、なぜこのようなサービスを始められたのでしょう?

三村:私自身が、ファッションやメイクに対する苦手意識を強く持っていたことがきっかけです。実は私、10代の頃はバリバリの体育会系だったんです。剣道のしすぎで体重が筋肉で60kgほどあり、「おとこ女」とあだ名されるほどたくましい体格をしていました。そのため、外見に対するコンプレックスが強く、自分には女性らしいファッションは似合わないと決めつけていて、洋服を選ぶことに苦手意識がありました。

そんな中で、たまたま友達のショッピングに付き合ったとき、「お姉さん、もっと年頃の服を着ましょうよ」と販売員に勧められ、当時流行っていた「Cancam系のファッションを試着してみたんです。そうしたら、自分が思っていたよりずっと素敵に見えたのです。
何より、服を変えただけなのに顔までがらっと印象が変わって、「着る服ひとつで、外見ってこんなに変わるんだ!!」と心底驚きました。

その感動から、思わず試着した服を買ってしまい(笑)「服でこんなに変われるなら、メイクもちゃんとやってみようか」という興味が生まれて、妹にメイクを教わり、横浜で一番人気のヘアサロンに飛び込んで髪型も変えました。

たった3日間でファッション、ヘア、メイクの全てを変えたところ、周りから口々に「綺麗になったね!どうしたの?」「彼氏できたの?」と声をかけられました。
人生で初めてモテるという経験もして、「ああ、外見ひとつでこんなに人の見方って変わるんだ」と気づきました。

――ファッションひとつでそこまで変わったというのは、衝撃的な体験ですね。

三村:そこから、もっと努力したらもう少し綺麗になれるんじゃないかと、美容に意識が向くようになって。
朝起きたら白湯を飲むとか、寝る前に表情筋のマッサージをするといったささやかなことから、毎日職場から7駅分ヒールで歩いて帰るとか、歌舞伎の女形を見て所作を真似したりというストイックなことまで、色んな努力を重ねました。

――ヒールで7駅分! 考えただけで相当な努力ですね。それで、どんな変化が起こりましたか?

三村:「女性は“女性になる”と意識をして、初めて女性になれるんだ!」、「完璧な美女になれなくても昨日の私より綺麗になってやる」と頑張るうちに、見た目も立ち振る舞いもどんどん女性らしくなり、周りの反応もどんどん変わっていきました。

そして、気づくと付き合う人たちも変わりました。それまでは仕事や人生に対して不満を口にする友達が多かったけれど、だんだんと夢を持っていたり、前向きな人たちとの出会いに恵まれたりするようになって、いつしか私自身の内面にも変化が生まれました。人見知りから社交的になり、自分のことが好きだと思えるようになりました。

そういった経験をブログなどで発信するうちに読者が生まれ、私のようなキッカケが自分にもほしいという読者さんの声が届くようになりました。そこで、ファッションやメイクのプロが一般の女性をプロデュースするサービスを創ることでその気持ちに応えられるのではないかと思い、当時主流だったmixi というSNSでスタイリストやヘアメイクを集めて起業することに至りました。

――つまり、「シンデレラプランニングのコンセプトである「人生を変える」は、そのまま三村さんの経験だったわけですね。

三村:その通りです。「外見の自信が内面の自信を生み、人生を変える」というコンセプトは私の経験そのもので、その経験を必要としている女性たちに提供したいというのが、このサービスを始めた一番の理由です。

重要なのは「自己肯定」

――こうして伺っていると、「美しさに努力は不可欠」だと感じます。やはり自分磨きや自己投資は必要だと思いますか?

三村:もちろんです。努力を重ねることで、さらに自信に満ちた美しさが築けると思います。

ただ、さらに踏み込んでお話しすると、「努力をしてきた」ということが自信になり、美しさへと繋がりますが、その目標とする姿が人形みたいに欠点のない美しさだと、段々と疲れて努力することが嫌になってきてしまいます。なんせ、生きている限りは歳をとりますからね。自然の摂理で「完璧なキレイ」から身体が遠ざかっていくのです。

それに世間の定義する「キレイ」は流行によって変化するので、そこを追いかけ続けると本来の自分が何者なのか段々と分らなくなってしまいます。
しかも、周りを見れば同じようにキレイになる努力をした女性たちが沢山いて、みんな当然のようにキレイです。その中に並んでしまっては、最終的に「若いこと」と「顔の造形がキレイなこと」の勝負になってしまいます。だから、私はキレイの努力と同時に、自分だから持つ魅力、自分だけの美しさを模索することが大切だと思っています。

シンデレラプランニングで提供している「88診断」は22のテイストに人の個性を分けて、似合うファッションやヘア、メイクを提供しています。つまり、キレイの形は少なくとも「22」種類は存在するということです。

可愛さ、親しみやすさが魅力の人がいれば、優雅さや高貴な雰囲気が美しい人もいて、素朴さや真面目さが素敵な人がいれば、かっこよさやたくましさが色っぽく見える人もいます。

自分以外の憧れる誰かを真似したり、コンプレックスに思うパーツを綺麗にしたりして、人形のような欠点のない美しさを求める人もいるでしょう。でも一見欠点と感じているものでも、他人から見ると魅力的に見えるものは意外と多いものです。自分だけの魅力を知り、磨いて、自分という存在に心からの自信を持ってほしいと思います。そして、面倒だったり、お金がかかったりしても、自分の外見に対して努力する姿勢を大切にしてほしいです。

「今のあなたの外見や環境はあなたが選んだ結果」という言葉があります。もし、今の自分の外見や環境が自分にとってベストでないなら、その環境は今までの自分が無意識に選んでしまった結果です。そして、この先どんな外見でどんな世界で生きていきたいかということも、この先の自分の意識次第なのです。

――若い女性の中には、「自分への投資は、もっとおばさんになってからでいいや」と、ケアを怠る人もいます。それについてはどう感じますか?

三村:私は30代前半ですが、アンチエイジングの観点で見ても、何もせず歳を重ねてシミやシワ、体型の崩れを実感してから取り戻すのには、莫大な労力とお金が必要です。できた後に後悔するよりできる前に対策しておいた方がいいと思います。

若いうちは肌もキレイで痩せやすいのでおざなりにしがちですが、早い段階でケアの必要性や価値に目を向けられるかどうかで30代、40代が大きく変わっていきます。

私が25歳で起業した理由

――若くして社長になる、というのはすごい決断だったかなと思うのですが、それを後押ししたのはなんだったのでしょう?

三村:私は昔から「後悔は絶対にしない人生を生きたい」と思っていました。
若くて未婚のときは、自分のために時間もお金も使うことができます。25歳で起業したのは、30歳になったら子どもを産み育てる、と決めていたからです。それまでの間は多少リスキーでも、自分のしたいこと、自分が作りたい仕事にチャレンジしようと考えたためです。

――「いつか結婚して子供を産む」ということに向き合った結果だったと。

三村:女性には「誰かに献身的になることで満たされる」という側面があります。それゆえに、結婚や出産をすると旦那さんやお子さんのことに一生懸命になり、自分の事もおざなりになりがちです。私は31歳で子どもを産み、今は育児と仕事の毎日ですが、20代の頃、自分に時間もお金も使ったから30代は仕事と子どものことを最優先にできているのだと思っています。30代になっても美容ばかり頑張っている女性より、仕事や自分の役割を全うする中に、プラスαで見た目への意識がある方が魅力的だと思います。

――20代でいっぱい自己投資した分、30代では少し楽ができているということですね。

三村:「キレイになる」は、20代の頃に私なりに沢山がんばりました。だから30代の今はもっと女性として仕事や育児を頑張りながら人としての魅力を積み重ねていきたいと思っています。品や知性など歳を重ねることで磨かれる美しさを大切にしたいです。

「年相応のキレイ」を目指すのが私の今後の目標の一つでもあるので、キレイになる努力は20代に身に着いた意識や習慣を少しだけ延長しつつ、「その歳」の自分の容姿に満足していきたいです。子どもを産んでも所帯じみることもなく、けれど必要以上に美に依存することもなく過ごせています。自分なりに、良い年の重ね方ができていると思っています。

未来は「今」の積み重ね。

そして自分の外見とはこの先もずっと付き合っていくからこそ、今、自分が努力して、この先も自分の外見を好きでいることが大切だと思います。そして、その好きは「完璧だから美しい」でなく、「私らしくて美しい」という自己肯定感からくる自信であってほしいと思います。

――「未来は今の積み重ね」……響く言葉ですね。「私なんて…」とコンプレックスに苛まれて自分への投資を諦めている人ほど、受けてほしいサービスだなと感じました。
素敵な30代、40代を過ごすためにも、20代のうちに自分を磨いておきたいものですね。

(Lily-Jay編集部)

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