
2018.03.23
キレイを叶える法則①〜陰陽バランスを知ろう〜

writer :
松野 エリカ陰陽バランスってなんだろう?
世の中のものすべては「陰・陽のエネルギーが働き成り立っている」と、マクロビオティック(東洋医学)の世界では考えられています。
このふたつのエネルギーは相反する力を持っており、わかりやすくいくと「プラスとマイナスで引き合う磁石のよう」と言えるでしょうか。健康・美容・人間関係・自然、すべての世界においてこの陰陽の力が存在しています。
陰性の力について
陰性の力には一部ですが下記のようなエネルギーがあります。
陰性の大きな特徴
広がる、上昇する、柔らかい、水分が多い、緩める、冷える、植物性、寒色、女性
柔らかく優しいイメージのものが陰性です。
たとえば、常夏の場所で高く伸びて育つ木や春夏に食べたくなる葉野菜は、上へ伸びたり広がったりして育ちます。
水分も多く柔らかいものが多い。これらは陰性と考えます。
また、ストレスが溜まり甘いものが欲しくなった経験がある方はいませんか?
そんな時、お菓子を食べると一気にリラックスしますよね。
これは白いお砂糖が陰性、つまりは緩める力を持っているからリラックスできるのです。
その他にも食べ物でいうと、アルコール・香辛料・コーヒー・ハーブ・油・乳製品(ヨーグルト、牛乳、アイスなど液体になるもの)、添加物、お薬も陰性の分類となります。
なんとなくおわかりでしょうか。体がリラックスする力、血管を広げていく力があるものです。
陽性の力について
陽性の特徴は陰性とは真逆になります。
陽性の主な特徴
縮まる、下降する、硬い、引き締める、温める、動物性、暖色、男性
力強いイメージがあるもの、これは陽性に分類されることが多いです。
例えば、気温が下がり始めると、さつまいもや大根などの根菜類は下に伸びて育ちます。
そして水分が少なく固いものが多い。これは陽性と判断します。
ストレスが溜まると肩や腰が凝り血液の流れが滞りますよね。
これはストレスが体を引き締める力を持っているため体が陽性に傾いている状態。
そのため陰性であるお砂糖やお酒が欲しくなり、自然と体を緩めようとしているのです。
他には塩・お肉やお魚、卵などの動物製品、甲殻類、梅干、パンやクッキーなどの火を使って焼き固めて水分を飛ばしたものなどが陽性の食品です。
日常あるある! 私たちが体感している陰陽バランス
日常生活の中のあらゆる場面で私たちはこの陰陽バランスを体感しています。
気候と陰陽の関係
これから気温が上がり始めると、アイスクリームや冷たい食べ物が恋しくなります。これは自然界が暑い=陽性が働いているため、私たちは陰性の食べものを頂いてバランスを取ろうとしている証拠です。
男女が引き合う理由も陰陽が関係していた
男女が引き合うのにも陰陽バランスが関係しています。女性が陰性で、男性が陽性です。
女性の方が筋肉量が少なくしなやかな体、男性は筋肉質でガチっと硬い体ですよね。
つまり、女性は陰性の力(柔らかくしなやかな性質)を持っている方がモテる! といえるでしょうね。(笑)
ハイヒールを履いた女性が美しく見える理由
ハイヒールを履くという行為を陰陽バランスでみてみると、ヒールを履く=背伸び、身長がのびる
つまり、上昇のエネルギー=陰性の力が加わるということになります。
先ほど述べたように男女を陰陽で分けると女性は陰性、男性は陽性。
そのため私たち女性は陰性の履物を男性よりも履きこなすことができる! というわけです。
また、男性から見てもヒールを履きこなす女性はより陰性が増すので魅力的に見えるんですね。
…となると、デートはやっぱり気を抜かずヒールを履くべきですよ、女性のみなさん!!
いかがでしたでしょうか。
陰陽バランスは大変奥深い世界であり、日常のありとあらゆる場面でそれが存在しているのです。
特に食生活においてはこの陰陽バランスを知っていることで、日々の体の変化に気づきやすくなります。
食生活と陰陽バランスについてはまた改めてお伝えします。
本日は基礎知識でお送りいたしました。次回もお楽しみに〜。
松野エリカ


