ダイエット
食事制限はダイエットの基本。でも、間違った食事を選んでしまうと、太りやすくなったり体調を崩したり、デメリットばかりです。そこで今回は「やってはいけないダイエット」を、モテ作家でフィットネストレーナーのアンドウミカさんがご紹介!
アンドウ ミカ

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アンドウ ミカ

女性なら、誰しも一度はトライしたことがあるであろうダイエット。頑張って少し痩せて、そしてまた太って……ということを繰り返していませんか? 

理想の体を維持するためのダイエットには、「やってはいけないこと」が沢山! ただがむしゃらに頑張っても、その頑張りが仇となって返ってくる場合があるので要注意です。

「一般的なダイエット」が全ての人に合うわけではありません。メディアの情報に踊らされず、自分に合ったダイエット法を見つけるために、知らずに行うと危険なものをご紹介します! 今回は、ダイエット中の食事について。

ダイエット中のこんな食事は逆効果!

お皿に人参

ダイエットの8割は食事管理といわれています。食事の管理なくして理想の体なしです! アスリートのように激しい運動している人ですら食事管理は必要なので、アスリートではない皆さんに食事管理は必須です!!

ただしダイエットのポイントは、「つらいことを我慢して頑張る」のではなく「頑張らなくても続けられる」こと。ダイエットは短期間で完了するものではなく、今後のライフスタイルを変える第一歩と考えましょう。

急激な食事制限はリバウンドの元

「痩せたい!」という気持ちが強いあまり、スタートダッシュをして気合いで頑張ってしまう方が私の生徒さんの中にもとても多いです。でも、その気合いが切れた瞬間にドカ食いをしてリバウンド……これを短期間で数回繰り返すだけで、太りやすいデブ体質を作ってしまいます。

例えば、1日の必要な摂取カロリーが1500kcalだとします。普段の食事で2500kcalほど食べてしまっているからといって、明日から1500kcalに減らせばいいというものではありません。

必要な1500kcalをしっかり食べていたとしても、今までの摂取カロリーよりも急に減ってしまったので、脳が「このままじゃ死んじゃう! もっと食べて!!」と信号を送ります。脳が過食の信号を送っても、しばらくは気合いで乗り越えられますが、それをずっと続けるのは無理なので、魔が差したら食べてしまうことに。

急に減らして急に増やすと、それを全部吸収しようと脳が働き、1500kcalよりは少し多く食べただけなのに太るという現象が起こり、やる気をなくしてしまいます。そして続かない。そうならないために、しっかりと計画的に調整することが大切なのです。

ベストなのは、最初の1週間で100〜200kcalを落とすくらいのペース。例えば、コーヒーに砂糖を入れていたら、砂糖をラカントなどのカロリー0の天然甘味料に変えたり、チョコレートを昼と夜の2回食べていたら夜はナッツに変えたりするだけでOKです。

まず普段の食事の「癖」を知り、どれを何に変えたら無理なくカロリーカットできるか考えてみましょう。

摂取カロリーが多い日、少ない日があるのもよくないので、なるべく平均化させるようにしましょう。そして、1日のトータル摂取カロリーが1000kcal以下にはならないようにしましょう。食事は減らせばいいってわけではありません!!

○○○だけダイエットは栄養不足に陥る

青りんご

りんごだけダイエット。キャベツやトマトの脂肪燃焼スープだけダイエット。などなど、「これだけ食べれば痩せる」と言われているものは、栄養が偏ってしまうのでNG!
しかも、飽きるのでずっとは続けられず、他のものを食べた時に食が進んでしまう可能性大。バランスよく、しっかりと必要な栄養を摂りながら、健康的でメンタルも安定したダイエットを心がけましょう。

炭水化物抜きはほどほどに

よく、「糖質は太るから炭水化物は一切食べない」という極端なやり方をされる方もいますが、これは非効率。炭水化物を抜けば痩せますが、ずっと続けられますか? 

ある程度の炭水化物がないと脂肪は燃えづらく、せっかく育てた筋肉も燃やしてしまうので、安全でさらに結果を出したい方は、ご飯1日子供茶碗1杯くらいは必ず摂りましょう! 完全に抜くのはダメですが、食べ過ぎももちろんダメです。ほどよく摂取しましょう。

脂質の抑えすぎは免疫力低下を招く

肉

「お肉は太るから」と、お肉や脂質を抑えるダイエット方を選ぶ方も多いですが、それは間違いです。糖質はある程度は抑えてもいいですが、脂質&たんぱく質は多めに摂りましょう。

ダイエット期間中は、全体的な摂取カロリーも下がり、免疫も下がりやすくなります。風邪なども引きやすくなってしまうので、しっかり栄養は摂っておきたいもの。栄養価の高いものは、脂質の多いものが多いです。鶏胸肉や、赤身のお肉をしっかり食べて、心も体も元気な状態を維持しましょう!!

ただ、「たんぱく質ならいくら食べてもいい」と思っている方もいますが、たんぱく質は、摂り過ぎれば脂肪になります。例えば体重が50kgなら、たんぱく質は50〜70gに。

「体重の倍の数字を摂ってもいい」という説も出回っていますが、それはアスリート並みに運動している方に限ります。とはいっても赤身肉200gで、たんぱく質はせいぜい40g程度しか含まれていません。1日50g摂取するのは結構大変です。

果物の果糖は食べるタイミングに気をつけて

果物の果糖は脂肪になりやすいという説もあります。吸収しやすい糖なので、脂肪にもなりやすいです。

でも、朝食べるのはオススメです! 吸収がいいので脳の働きを活性化させます。自律神経を整える作用もあるので、こちらももちろん食べすぎはダメですが、バナナ1本+オレンジ1つくらいは、食べても大丈夫です。むしろ、ダイエットの強い味方なので食べましょう。

食物繊維は過剰摂取に注意

腹痛女性

“ダイエットの強い味方”というふれこみで、世の中のダイエット食品のほとんどに「食物繊維豊富!」というコピーが並んでいます。実際、食前に多く摂ることで、胃の中で膨らみ過食を抑える働きがあったり、余計な油を包んで出してくれたり、しっかりと便を出すために必要不可欠なものとして知られていますが、これは全員に当てはまるわけではありません。

もともとお野菜をあまり食べなくても全く便秘にならない方もいて、そういう方が食物繊維を摂取しすぎると軟便になったりガスが出てお腹が張ってしまうことも。または、食物繊維が水分を吸ってしまい、便がコロコロになって出しづらくなってしまうなんてこともあります。

食物繊維が多く含まれる食材を食べるときは、ちょっとずつ試して自分のお腹の状態を観察してからにしましょう。

人によっては一時的にお通じが良くなった後、ガス腹からの酷い便秘になるという表れ方をする場合もあります。ちょっと改善したからといって安心はできません。

わかめや豆腐の過剰摂取にも注意

ヘルシーで美容にも健康にも良さそうな食材でも、食べすぎると良くないものもあります。

例えば、わかめ。わかめは、ヨウ素が多く含まれ、食べ過ぎると甲状腺の病気リスクが高まってしまいます。日本人は、料理にお出汁などを使うことでも十分に海のミネラルが摂れているので、わかめやひじきなどはたまに食すくらいで十分です。

また、お豆腐は、女性ホルモン活性化にもいいと言われていますが、大豆製品は摂りすぎると女性ホルモンのバランスを崩す原因にもなってしまいます。大豆に入っているイソフラボンが、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをするからですが、排卵後の黄体ホルモンの時期にイソフラボンを摂りすぎると、黄体ホルモンがしっかりと出ずバランスを崩すことがあります。
こちらも、必ず全員に当てはまるわけではありませんが、ホルモンに影響しない量を摂ることがオススメです。お豆腐なら、1日半巾まで。豆乳はグラス1杯。納豆は、1〜2パック。どれかを食べたらどれかは控えましょう。

ダイエット中女性

このように、一般的に「体にいい」とされているものでも、摂りすぎると害になったり、ダイエットには不向きだったりするものもたくさんあります。極端から極端に行くのではなく、自分の体と相談しながらちょっとずつ試してみるとよいでしょう。

次回は「やってはいけないダイエット~運動編~」です。お楽しみに!

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アンドウ ミカ

セクシーコンサルタント・ボディーメイクトレーナー・作家・恋愛や人生のお悩みカウンセラー。グラフィックデザイナー、ダンサーを経て、2009年よりトレーナーに転身。「女性は”セクシー”を磨くだけで、全てが磨かれる。」をモットーに、セクシーコンサルタントとして数多くの女性の「美」を磨く。また、虚弱で自信がなかった自身を、ダンサーやモデル業をこなす、メンタルと身体に変えた経験をワークアウトや本に。沢山の女性に「自分自身をもっと好きになってもらいたい!」そんな思いでコラムを書いています。日テレ「魔女たちの22時」で魔女として紹介され、その後もメディアに多数出演。

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