
2018.05.04
結婚に向いている相手とは?

writer :
アンドウ ミカ20代も半ばを過ぎると意識し始める人も少なくない、「結婚」。
いざ恋愛に発展しそうなとき、「この人は結婚相手にふさわしい?」と考えすぎて二の足を踏んでしまう人も出てくる頃。恋愛してみないと相手のことはわからない。でも、時間は無駄にしたくない…という気持ちで、モンモンとすることもあるでしょう。
仕事、収入、家柄、表向きの性格などなど、深いお付き合いにならなくても、表面だけでなーんとなく想像できる部分も大事。ですが、これからの長い人生を共にすることを考えると、本当に大事な部分は「人間性」ですよね。
はたして、どんな相手が「結婚向き」なのでしょうか?
自分のことを大事にしてくれる人?
黙って俺について来いとリードしてくれる人?
幅広い年代の既婚者からの意見を元にまとめてみました。
結婚向きなのはこんな人
結婚前の男女のアンケートを見ると、実は「誠実さ」「思いやり」など、求めている部分は同じです。収入や容姿については男女で優先順位は違うものの、一番大切と思う部分はかけ離れてはいません。
なので、この「誠実さ」「思いやり」に加えて、さらにどんな人だといいのかについて、吟味していきましょう。
① 細かいことを言わない人
お付き合いの中では気にならない程度でも、長く一緒にいると、塵が積もってドカンと爆発しやすいのが、これ。
お互い別の家族の元で育っているので、「当たり前の常識」が違うことがあるのが当然です。
それを理解し、ある程度相手に合わせられる協調性がないとお互い不満が溜まってしまう。
掃除の仕方や料理の味など、「姑かっ!」と言いたくなるような発言があったら要注意。
細かいことを言わない放任主義か大人な人かどうか確認しましょう。
② 攻撃性が低い人
恋愛や結婚生活に喧嘩はつきもの。
他人と生活を共にするということは、50%の幸せと、50%の我慢です。
その50%で大声をあげたり、追い詰めたりするような言動をする人、する可能性のある人は、短い恋愛では問題なくとも長い結婚生活となると良好な関係の継続は難しいものです。
攻撃性が高めな人は、DVなどに発展する可能性もゼロではありません。また、DVまでいかなくとも精神的に追い込まれることが出てくる可能性があるので、ご自身がどんなにドMでもしっかり見極めてほしいところです。
③ 謎な部分の少ない人
「誠実」にも通じる内容ですが、裏表がなく謎な部分が少ないというのは、精神的な安定だけでなく、未来の不安が少ないということです。
「自分と会っていない間は何をしていてもいいし、詮索する気もない」という大人な女性もいますし、詮索しすぎるのはもちろん良くありません。
でも、自分と会っている時間以外の話をあまりしない理由が、しても楽しくない話だからや、仕事の愚痴になるからという男性もいますが、ちょっとの愚痴や同僚や友達との会話などはできるはず。大抵は、他に女がいたり、突っ込まれたくない後ろめたいことがあったりする場合がほとんどです。
このようなタイプは、共通の知り合いをある程度持つことが予防になり、長続きにつながります。
ですが、ここでポイント! 彼の仕事の内容を細かく知らない関係の方が、長続きするという事例が出ています。仕事関連の事を何でも話されるより、仕事とプライベートは分けている男性の方が「長続き向き」であると言えるようです。
お互いの交友関係などは裏表なく話すけど、仕事は仕事で分けられている男性は、「長続き向き=結婚向き」と言えそうです(※男性は、時につかなくてもいい嘘をつく生き物です。そこは、そういう生き物だと認識しましょう)。
④ 外見以外の部分に魅力のある人
最近、「いろんな人と付き合ったけど、彼ほどカッコイイ人は他にいなかった! むっちゃカッコイイ!!」と言い、結婚を決めたグラビアアイドルのお友達がいます。
それは幸せなことだと思うので大いに祝福したいところですが、言わずともわかることですが、外見は変わります。
太ったり痩せたりハゲたりします。
事故や病気で顔が変わってしまうことだってあります。
そんな事態になっても、そこも含め「愛らしい」と思える部分や精神的な絆がないと、とてもじゃないけど長続きはしません。
イケメン好きな方は、そのイケメンがある日ブサ男になっても愛せるか、自分に問いかけましょう。
⑤ 金銭感覚が近い人
恋愛中は、奢ってくれたりお買い物に連れて行ってくれたりする男性も、いざ「結婚」という形になった途端、とんでもないケチになる場合があります。
それは、「口説く」という行事が終わり、「生活」になるためです。
お互いのための節約ならばいいかもしれませんが、それを説明なく急に始めてしまうことが多く、嫁が慌てて「どうして?」となる話はよく聞きます。
逆に、節約したいのに買い物癖やギャンブルを止められない、控えられないという男性もいます。
お金の切れ目が縁の切れ目。気持ち良く生活するために、お付き合いの段階でほんのり聞き出せるといいですね、1回ではなく何度となく会話の中でさりげなく。
⑥ 幸せの価値観が近い人
女性は、ゆっくりステップを踏みながらラブラブな恋愛の心の変化や生活の変化を楽しむ傾向にあります。
男性は、「口説く」行事が終わって「俺のもの」になった途端、「ラブラブ」から「落ち着いた共同生活感」になる場合もあります。
心の変化のスピードが違うだけですが、男女で「二人の関係において大切なこと」が微妙に違うのも普通です。
でも、ここのすり合わせで、お互いの心の満足度と未来への安心感は変わってくるのです。このあたりの価値観や、「何をしているときが幸せか」「どんな経験を幸せと感じるか」などの話を楽しむのも、お互いの未来を膨らませるのに大事な会話ですね!
⑦ とにかく邪魔にならない人
そして、極論のような内容ですが、爺婆になるまで一緒にいる人の最大のポイントは、「邪魔にならない」です。
100歩譲って、プラスになる人ではないけれど、マイナスにならない。生活をしていて、大きな邪魔にはならないこと。
恋愛感情も、愛情や情、絆など様々な形に変わっていきます。生活を共にする時間が長ければ長いほど、目障りに感じることや不満に思うことも多くなっていきます。
その中で、長い長い結婚生活を考えると、トキメキや甘い言葉よりも、「邪魔にならない」は最大のポイントといえます。
さて、ここまで読み進めていただいたら、さらにもう一度読み返してみましょう。
これ、お互いのことです。相手にとって自分はどうでしょうか? あてはまっていましたか?
一度我に返って、「自分は、結婚相手にふさわしいか?」を考えてみましょう。
相手にだけ求めず、自分も相手にとって誠実で思いやりがあって、相手を理解する努力ができているのか。
細かいことを言わず、生理前のイライラで喧嘩をふっかけていないか。
裏表なく外見以外の部分に愛情を見出してもらえているか……今現在の恋愛、過去の恋愛を振り返ってみましょう。
目先の幸せより、長い長い目で。
「平和に過ごせる相手とは?」を、考えてみて下さいね♪


