「美人はいいなぁ」「モデル級の美女になったら、もっといい人生だったのに」……そんなことを考えたことはありますか? 上には上がいるもので、どんなに美人でも、そんな思いに囚われた経験がある人は多いよう。でも、素材にかかわらず自分を綺麗に保つ努力は女性の人生を好転させるものです。今回は生まれつきの素材ではなく努力の美しさで人生を好転させた人の事例をご紹介します。
森山 まなみ

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森山 まなみ

「キレイな女性は、様々なシーンにおいて得をする」……そんなふうに思っている人は多いことでしょう。モテてちやほやされるだけでなく、お店でサービスをしてもらったり、人に優しくされたりすることも。

しかも、キレイな人は人生において仕事でも人間関係でも得をするのです!

でも「自分は美人じゃないし…」と、ガッカリする必要はありません。キレイな人とは、単に生まれつきの美人という単純なものではありません。
誰でも、キレイを目指すことができるのです。

キレイな人とはどういう人なのか。
どんなところで得をするのか。
なぜキレイでいるべきなのか。

ふたつの事例から、探っていきましょう。

 

特別な美人ではないまゆさんが、周りからキレイな人だと思われている理由

キャリウーマン

都市銀行の事務職で働くまゆさんは、整った顔立ちをしていますが、“特別な美人”と言うわけではありません。
でも、彼女を見ると多くの人が第一印象は「キレイ」だと言います。

きめ細かい肌にツヤのある髪、整えられた爪、近づくとふわっと香る石鹸の香りも清潔感を強調してくれます。
薄めのメイクからは、まゆさんの肌のキレイさが分かります。
銀行勤務なので派手な色のマニキュアやジェルネイルはできなくても、爪の形をきちんと整えてクリアのジェルネイルを塗っているので、爪にもツヤがあります。
とにかく、細部にまで手入れが行き届いています。

身だしなみをきっちりとしていることが、「仕事もきっちりとしてくれそう」というイメージにつながり、『誰に頼んでも一緒なお仕事』でも、丁寧にしてくれそうという理由であえてまゆさんにお願いする人が増えたのです。

最初から飛び抜けて仕事ができたわけではなく、『仕事ができそう』というイメージでいろいろな仕事を任され、それを一生懸命こなしているうちに本当に仕事ができる人になっていったとか。
そうして、他に2人いる同期の中でも、“まゆさんにしか頼めないお仕事”が増えていきました。

もちろん仕事が多いときは事前に断りを入れますが、断られた人からも「自分の仕事量を把握している」とポジティブに受け止められます。
周りの人たちが優しいので、余裕を持って新人に接することができ、上司からも新人からも慕われているという幸運な循環を生んでいます。

 

本当は仕事ができるのに、そのチャンスが回って来ないユーカさん

だらしがない女性

まゆさんの同期に、仕事はできるのになかなか評価が上がらないユーカさんという女性がいます。

ユーカさんは目鼻立ちのくっきりとした美人ですが、飲み会が大好きで連日夜遅くまで飲んで帰ることもしばしば。
化粧を落とさずに寝ることも多く、まゆさんと年齢は同じなのに、肌はボロボロで、まとめた髪の毛もボサボサ……。
遅刻や欠勤も多く、「やればできるのに残念な子」と思われています。
上司や営業の人たちは「自分の身の回りのこともきちんとできないのに、仕事がきちんとできるか疑問」と、ユーカさんに大事な仕事を回さない人もいるようです。

仕事をやればきちんとできる。
でも、身だしなみによってそのチャンスさえも失われているという残念な例になっています。

 

「キレイな人」ってどんな人?

スキンケア

キレイな人は、仕事で評価されるだけではなく、日常の困ったことにおいても助けてくれる人が多くいます。
それは無意識のうちに、“キレイな人= いい人”という図式ができあがっているから。
美人というと性格が悪いとか、ワガママだといったイメージもついているものです。漠然と“キレイな人”と言われても、美人とどう違うのか疑問に思うかもしれません。
それでは、自分がどのように努力すれば“キレイな人”になるのでしょうか?

 

キレイの条件:清潔感

清潔感はキレイな人に欠かせない要素です。

顔や体全体のスキンケアはもちろん、頭皮や髪の毛のヘアケアも丁寧にしましょう。
美人でも髪の毛がボサボサだと台無しです。

自分で手入れをするのが苦手なら、定期的に美容院でトリートメントしてもらうことをオススメします。
さらに、爪や靴なども意外と人から見られることが多い部分をきちんと手入れしていると、周りからの評価も上がってきますよ。

 

キレイの条件:ナチュラル

メイクで肌を陶器のようにツルツルにしたり、まつ毛をボリュームアップしたりして、メイクで美人に見せることはできます。

でも、やりすぎメイクは好き嫌いが分かれるもの。
メイク然り、ファッション然り、トゥーマッチだと人が近づきがたくなります。
髪の色やポイントメイクもやり過ぎず、できるだけナチュラルにして、“キレイだけど親しみやすい”女性を目指したいですね。

 

キレイの条件:シンプル

身に付ける物においても同じです。
上下ともに柄物だったり、派手なブランドだったり、大ぶりなピアスや指輪などを一度につけると、ごちゃごちゃした印象になってキレイな人の印象から遠ざかります。

“自分らしさ”や“個性的”なファッションは派手さで決まるものではありません。
ワンポイントで決めるテクこそ、上級者のファッション。

シンプルこそ、キレイを最大に演出するテクニックです。
女性
「キレイにしていても、私はドジだし欠点があるから台無し」そう懸念する人こそ、ポジティブに受け取ってください。
“キレイなのにドジ”、“キレイなのに面白い”というギャップは、欠点ではなくて好かれるポイントになります。

そしてキレイでいるということは、自分自身を大切に扱っているということ。
自分で自分のことを大切にできる人は、他人からも大切にしてもらえます。
さらには心の余裕もでき、人と接するときも優しくなれるので、全てがうまく回っていくのですね。

こうやって考えてみると、男ウケ関係なく、女性はキレイでいるべきだと分かってもらえたかと思います。

一度に全てをこなせなくても、自分や習慣をひとつずつ変えていくことは可能ですよね。
ぜひ今日から、キレイなところを増やしていきましょう。

美しさは遺伝ではなく、自分の力次第で獲得できるものなのです。
ぜひ、今すぐに初めてみましょう!

森山 まなみ

作家/ライター。 アメリカ イリノイ州立大学経済学部を卒業後帰国し、機器メーカーに就職。会社員のかたわら、雑誌社のnet及びメルマガでコラムを始める。同時期に講談社少女マンガ雑誌のシナリオ大賞入選、原作者デビュー。2007年春9年間勤めた会社を退職し、文筆業を専業とする。以来、小説やシナリオ、コラム、記事作成など、しがないモノカキとして日々奮闘中。2015年より女性ライターに特化したライティングチームを主宰。得意分野は女性向けライフスタイル提案、恋愛、婚活、育児、働くママ、コスメ、美容、猫、夜のお仕事など。代表作「嬢マニュアル」(翔伝社)、「ママはキャバ嬢!」(講談社デザート)。 プライベートでは2男4女(高3~2歳)のママ。JK長女から最新のコスメや美容ネタを仕入れつつ、情報と知識をアップデートしながらお届けします。

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