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日焼けじゃないのにヒリヒリ痛い! あせもと違う汗かぶれの対処法

汗を拭く女性
スキンケア
汗をかく時期になると出てくるのが、あせもなどのお肌のトラブル。特に、ヒリヒリ痛い汗かぶれには注意したいところです。でも、汗かぶれってあせもとどんな違いがあるんでしょう? 予防法はあるんでしょうか? お肌のプロ、ヘアメイクの和久井直生子さんに解説してもらいました!

こんにちは、ヘアメイクの和久井直生子です。

水着だけでなくノースリーブやオフショルダーなど、夏は露出度高めのファッションがカワイイですよね!
でも、肌荒れや赤みがあると気になって、せっかくのファッションも思いっきり楽しめない……なんてことはありませんか?

今回は、肌に赤みがありヒリヒリとした痛みやかゆみを感じるために日焼けやあせもと勘違いされやすい、汗かぶれについてお話ししたいと思います。
汗荒れとも呼ばれる汗かぶれは、放っておくと赤みや痛みが増し肌荒れも悪化してしまうので、予防と早めに対処することを心がけて全身美肌をキープしましょう。

あせもとは違う! 汗かぶれの症状とは

あせも

↑あせも

かぶれ

↑汗かぶれ

汗で起こる肌トラブルといえば、あせもを思い浮かべる方も多いことでしょう。
しかし、あせもと汗かぶれでは症状が違います。

あせもは水分の入っているようなプツプツとした点状の湿疹ができますが、汗かぶれは点ではなく面で赤くなり、かゆみやヒリヒリとした痛みといった症状が現れます。
あせもは、汗の出る汗腺という器官が皮脂やホコリなどで詰まることでできるため、汗腺の発達が十分でない幼児期にできやすいのです。
では、同じ汗が原因の汗かぶれは、どうしてできるのでしょうか?

汗かぶれの原因&なりやすい人

肌かぶれは、バリア機能が低下した肌の表面から汗が肌内部に侵入することにより起きる炎症です。
汗は99%が水分ですが、肌にとっては刺激となる塩分やアンモニアなどの成分も含まれています。
そのため、肌の内部へ入り込むと炎症が起きてしまうのです。
肌バリアとは、肌の一番外側にある角質層が十分なうるおいを保つことで、肌内部の水分を蒸発を防ぎ、刺激物質が侵入しないようにする機能のこと。
しかし乾燥や肌の生まれ変わるリズムであるターンオーバーの乱れ、こすったりひっかいたりといった肌へのダメージ、紫外線やストレスといった原因で肌バリア機能は低下します。
皮膚の状態
敏感肌の方やアレルギーなどで肌荒れを起こしやすい方、睡眠時間が十分取れなかったり食事の栄養バランスが偏っていたりする方などは肌バリア機能が低下しやすく、汗かぶれを起こしやすいと言えるでしょう。
また、出産後も肌バリア機能が低下します。汗をかく季節に出産される方は赤ちゃんのあせもだけでなく、自分の汗かぶれにも気をつけてくださいね。

汗かぶれを予防するポイント

汗を拭く女性

汗かぶれを予防するためのポイントは大きく分けると2つ。

  1. 肌に刺激ダメージを与えないよう心がける
  2. 肌に汗が付いている時間をできるだけ短くする

バリア機能が低下した肌の内部に汗が入り込んでしまうことで汗かぶれが起こるので、この2つのポイントをおさえるだけでも、かなり予防ができます。
汗をかく季節には、暑さによる水分蒸発や冷房による乾燥、紫外線、汗を拭くときの摩擦などが肌への刺激やダメージとして考えられます。また、かゆみを感じて肌を掻いてしまうことも肌へ大きなダメージを与えます。
肌バリア機能を低下させないためにも、肌への刺激やダメージを取り除きましょう。
また、汗をかかないようにしたり、汗をかいたらすぐに拭き取ったりするなど、そもそもの原因である汗が肌にはい混む前に対処するのも大切です。

スキンケアは顔だけでなく体にも行い、全身の潤いを保ちましょう。
外出するときはもちろん、窓から差し込む日差しのことも考え日焼け止めを塗るのも忘れずに。
汗をかかない程度の室温に保ち、お風呂上りなどは保冷剤や冷たいペットボトルなどを首筋などの太い血管が通っている場所にあてて、早く汗が引くように心がけると良いでしょう。
外出中の冷たい飲み物は、熱中症対策だけでなく汗かぶれ予防としても役立ちますよ。

汗をかいたときには、タオルでこすると角質が傷ついて汗が肌の中に入りやすくなってしまうので、押さえるようにして吸い取ります。
それだけでは肌についた汗の成分を取り除けないので、こまめにシャワーで流したり、水で濡らしたタオルなどで優しく拭き取ったりしましょう。
汗を拭き取った後は、ミストタイプの化粧水などで潤い補給も忘れずに。

汗かぶれしてしまったら

汗かぶれになってしまったときは、引っ掻いたりするだけでなく、なるべく肌に触れないようにするなど、刺激を与えないようにすることが大切です。
汗かぶれをした肌は汗が中に入りやすく、治るどころか悪化しやすいもの。汗をこまめに取り除いても症状が変わらないようなら、薬を使って早めに治してしまうことも、ひとつの方法です。
1度しっかり治してから、汗かぶれの予防をしてぶり返さないように気をつけましょう。
洗顔

汗かぶれの予防にも、改善にも肌の保湿、刺激を避けることが大切です。赤みやかゆみが気になったら、今回紹介したポイントを参考に、早めに対処して全身美肌をキープして快適に過ごしてくださいね。
症状が改善されないときはアレルギーの可能性もあるので、長引くようなら皮膚科で一度診てもらいましょう。

和久井 直生子

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1992年からヘアメイクのアシスタントを始め、美容師免許取得後に渡英。ヘアカットとスタイリング、メイクを学び、ロンドンファッションウィークなどで経験を積んで...

プロフィール

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