女性の足
どんなにダイエットをしても痩せない、なぜか特定の部位だけがムチムチと太い…そんなお悩みを持つ女性はたくさんいることでしょう。中には “脂肪吸引”について検討してみたという人もいるのではないでしょうか。整形に詳しいライター、ミクニシオリさんが取材する整形リアルインタビュー、今回は実際に脂肪吸引をして人生を変えたカナさんのお話です。
ミクニ シオリ

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ミクニ シオリ

今の世の中は、「痩せすぎ」がデフォ。男性は「少しお肉がついてるくらいの方が女の子らしい」なんていうけど、それって普通体型くらいのことでしょ?
これが、世の中のマシュマロ女子、テディベア女子の叫びです。

そんなに食べすぎてるつもりなんてないのに、あの娘みたいに痩せていかない。
なんで私だけ、こんなに全部体型に出ちゃうの?
そんなことを悩んでいる女子もたくさんいることでしょう。

生半可な食事制限では体重が落ちない。けど、運動したら筋肉太りする。
そんな八方塞がりなダイエット女子は、一度くらい考えたことがあるのではないでしょうか。
…脂肪吸引を。
 

豆タンクと呼ばれた高校時代。大根足が大嫌いだった

足

今回は、大学3年生のときに脂肪吸引をしたというカナさん(仮名)に当時のことをインタビューしました。

カナさん
当時の私の体型は、151cmに63kgという、”プチ巨漢”体型でした。背も低いので、高校生の頃は”豆タンク”なんてあだ名をつけられたこともありました。
ダイエットは色々やったことがあります。茹でキャベツダイエット、糖質制限、炭水化物ダイエットなど…運動もしっかりジムに通って行いましたが、一向に体重は減りませんでした

遺伝子検査をしても脂質や糖質、何を摂取しても太りやすいと言われ、絶望しました。制服のスカートが嫌で仕方なかった。
みんなみたいにスカートを短くしたいけど、出てくるのは大根のような足。私服ではロングスカートばかり履いていました






 
ダイエット遺伝子検査では自分の遺伝子タイプを知ることで、脂質、糖質、炭水化物など、何に気をつければダイエットにより効果的かを知ることができます。
しかし、カナさんは全部の遺伝子で「太りやすい」という結果が出てしまったのだそうです。

カナさん
大学から上京し、ひとり暮らしを始めたとき、慣れない環境や自炊能力の低さから、とうとう体重は65kgを越えました。もう、自分ではどうにもならない…そう思って、私は”脂肪吸引”という方法を考えるようになりました

 

「20歳過ぎたら」親の同意書なくできるタイミングを選んだ

脂肪吸引は整形、痩身の中でも施術料金が高くなりやすい部位。
カナさんはその資金をどう調達したのでしょう。

カナさん
自分の中で、タイミングは絶対20歳を越えてから、と思いました。親に心配をかけたくなかったんです。それに、“脚を出したい”と思ったら、両ふくらはぎ、両太ももの施術が必要で、どう安く済ませようと思っても100万円近くの手術代がかかるようでした。

なので、太り始めてしまった大学1年生の頃、私は“脂肪吸引貯金”を始めました。塾講師とピザ配達を掛け持ちして、2年間かけて100万円貯めました。
100万円でモニター手術してくれるクリニックを探して、”脂肪吸引 モニター”で猛検索。都心のクリニックでやってもらえるところが見つかり、脂肪吸引を受けることになりました






 

脂肪吸引は範囲が細かく分けられていることが多く、両足、と一言で言ってもふくらはぎ、外もも、内ももなど細かい部位ごとに20万円くらいずつかかってきてしまいます。
安くできるクリニックもありますが、基本的に安ければ安いほど取れる脂肪量も少なく、ダウンタイムもきつくなってくると考えるべきでしょう。
 

キツいダウンタイムを乗り越えて…「これが自分の脚?」

女性の足

脂肪吸引は整形の中でもダウンタイムのキツさに対しても不安が大きい施術。
カナさんはどのようにダウンタイムを乗り切ったのでしょうか。

カナさん
脂肪吸引の有名院で他病院の医師が立ち会うモニター施術を受けました。
入院なしの手術でしたが、麻酔が切れて目が冷めたとき、すごい脚の痛みを感じました。結局家まで電車で帰るのは不可能で、近くのホテルに泊まりました。
それから1週間は、お風呂にもロクに入れず、ほぼ寝たきり。自分で立ち上がることもできましたが、ひとり暮らしという状況の中では、自炊も掃除も不可能。
カップ麺を食べて、早く腫れが引くようにたくさんマッサージしました。結局2週間くらいは不自由な状態が続き、3週間目くらいでやっと、なんとか歩いたりできるようになってきました





 

脂肪吸引後は腫れとむくみ、内出血が1〜2週間は続き、常に包帯やコルセットで圧迫しておく必要があります。
そして、完全に腫れが引いて吸引後の脚が完成するのに、1ヶ月はかかるといわれています。

カナさん
1ヶ月、辛いダウンタイムでした。
取った脂肪量も多かったので、特にダウンタイムがキツい方だったようです。
それでも、内出血が引いて、圧迫を取った自分の脚を見たとき…感動しました。身長に合った、細い脚。
嬉しくて、その後1年間はショートパンツばかり履いていました

 

華の20代に脚を出せた。自己満でも、それだけで満足

女性の足
脂肪吸引から2年経った今も、脚の細さは維持できているとのこと。

カナさん
脂肪吸引そのもので4kg体重が減りましたし、その後の寝たきり生活でも6kgほど体重が減り、計10kg体重が減りました。
今は3kg戻ってしまって58kgですが、脚の太さは戻っていません。辛いダウンタイムでしたが、後悔は全くしていません。

値段も高かった。でも、脂肪吸引してなかったら、私は華の20代も、脚を出せない女の子だったでしょう。そう考えたら、自己満でもその場しのぎでも、絶対にやってよかった。私はそう思っています




 
カナさんは笑顔でそう言います。
コンプレックスがあると、自然と表情が陰ってしまったりするものですが、カナさんはそういうものを感じさせない、晴れやかな笑顔でインタビューに答えてくださいました。

ダイエットで失敗して脂肪吸引、というルートをバカにする人もいるかもしれません。
脂肪吸引は高い施術です。
しかし、その分ある程度効果は保証されています。
今まで様々な努力をして、それでも痩せられなかった人。
その見た目の変化に、100万円の価値があると思えるなら。
その施術は、あなたにとって無駄ではないはずです。

特に脚や二の腕、二重あごなど、人から見えるのに落としづらい、という箇所に脂肪吸引は最適です。
本当にコンプレックスだという方は、一度ぜひクリニックにカウンセリングに行ってみてくださいね。

ミクニ シオリ

フリーライター、コラムニスト。学生時代からフェミニズム、ジェンダーなどに興味を持ち、エロと恋愛を科学する恋愛ライターになった。小悪魔ageha、日刊SPA!などで恋愛、モテ、セックスなどを中心に執筆中。 こじれ女性のために「どうしたらいいかが分かる」をモットーにHOW TO記事を書いています。仕事でマッチングアプリを30個ほど使いこなしたネット恋愛マスター。自分が一番こじれてます。 2017年はヤリチンにインタビューしすぎて「ヤリチン地雷男」と「クソな男とヤラないためのHOW TO」に詳しくなりました。 体当たりな取材が得意です。みなさんの気になること、全部調べてレポします。

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