
2018.09.07
TikTok動画で話題の「鼻整形メイク」を体当たり体験! 一般人の鼻でも本当に高くなるのか…?

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ミクニ シオリTikTokで話題のこの動画。見たことありますか?
すっと通ったキレイな鼻がポロリ…なんなんこれ。
この動画は最近話題の「整形鼻メイク動画」。
鼻の整形といえば、隠しづらくダウンタイムが大変だったりということで、整形の中でもあまり手の出しやすい施術ではないと思っている人も多いと思います。
が、しかし…この「整形鼻メイク」を駆使すれば、鼻が低い日本人でも簡単に「その日だけ」、憧れのスッと通った鼻を手に入れることができる、という訳でネットで話題になっているんですね。
さてそんな整形鼻メイク、今回は整形に詳しいライターミクニがそのやり方や見え方、「実際どうなの?」を検証しちゃいます。
ミクニの鼻は高さ自体がすごく低いわけではないようなのですが、鼻の下のおさるさんみたいな線…これを人柱というんですが、ここから唇にかけてが前に出すぎているせいで、鼻と唇がほぼ同じ高さ…なんなら「唇のが前に出てません?」というバランスの悪い横顔がヒジョーに悩み。ちなみに人柱の整形は鼻整形以上にお金がかかるので諦めてます…。
こんなバランスの悪い横顔が、本当にメイクでどうにかなるのでしょうか。確実に整形風なメイク鼻を手に入れるために、Lily-Jayではおなじみのプロメイクアップアーティストの和久井直生子さんを呼んでもらいました。
プロのヘアメイクさんが使う、本格的なメイク道具がずらりと並ぶと圧巻です。さてでは早速、「整形級メイク」を披露して頂きましょう!
では、施術(?)スタートです!ミクニの肌はイエローベースですが、アトピーによるターンオーバーの乱れで乾燥がひどく、炎症がある時は赤みも出るひび割れ肌になってしまうという、死ぬほど扱いづらい肌なんですね。
普段は肌に密着するリキッドファンデは控え、ETVOSのミネラルファンデでなんとかごまかしていたのですが…。



なるほど…I 「導入液オイル」というものの存在すら知らなくってビビるミクニ。
20代後半の女子は、20歳の時と同じ方法でメイクし続けちゃだめなんだな…と、冷静に考えさせられました。
乾燥でいつもはノらない粉ファンデも、オイルでしっかり定着。神様メイク様和久井様…!
さて、ここからが本題の「整形鼻作り」。これ、何を使って作っていくんですかI



なるほどロウ! 人形になった気分になれそうです。セルフでやる人はワセリンと小麦粉で粘土を使ってやったりするみたいです。
これをな…。こうじゃ。
わーっけっこう異物感…。これを鼻の形に合わせて、手で成形していきます。
付け根の辺りからしっかり高くしていくことで、不自然感のないすっと鼻筋の通った鼻を作っていくことができます。
形が整ったら微調整。綿棒を使って細かい凸凹をなだらかにしていきます。鼻がちょっとへこんでたらおかしいですもんね。当たり前なんだけど。
最後はつけたロウと肌の色とを合わせていきます。肌に使ったファンデやコントロールカラーで鼻の色を顔の色と合わせたら…。
「うおお違和感なしじゃん 」 思わず声に出して言ってしまいました。
よーく見るとわかりますが、遠目からは違和感なし。
わかりやすく自撮りでビフォー・アフターを比べてみると…。
しっかりと鼻が高くなっています。
横から見ても、コンプレックスだった人柱のぷっくり感が気にならない!
すごい。すごすぎるぞ鼻整形メイク。次はとうとう、アレもやってみます。
TikTokでもバズっている、「整形鼻メイクをぺりっとはがす動画」にも挑戦してみました。大きめのヘアピンで、鼻の付け根から…
と、取れたーー ミクニにでも「バズ動画」が再現できました。
ちなみに動画を撮る時はロウの硬さを柔らかめに付け、普通にメイクとして外出したい時はしっかり接着する必要があるそうです。
鼻整形風メイクを実体験してみて、思うことがたくさんありました。
主な感想としては…
- 思っていたより自然。近くでまじまじ見られなければバレない!
- ただ、鼻に何かついている「異物感」がツライ
- 汗も擦れないので夏は不向き、冬なら普段でもできそう?
- 鼻成形にかかった時間は15分くらい。思ったより簡単にできる
思ったより鼻作りに時間がかからなかったので、やろうと思えば日常のメイクにも取り入れられそうですが、メイクよれの少ない秋冬が良さそう。違和感よりも、「鼻を擦れない」ことの方に神経は使いそうですが。鼻水かんだら鼻へこんじゃいそう。
しかし、「整形風メイク変身風動画」は誰でも簡単に撮ることができます。もしかしたらあなたもこれで「美容系インフルエンサー」になれるかも(笑)?


