靴下を履く女性
2月に入り、1年でもっとも寒い季節に入りました。この時期を健康に乗り越えるためには、ある臓器を労るとよいらしいんです。その臓器とは、「腎臓!」 美容料理研究家の松野エリカさんが、食事による腎臓の労り方について解説します。
松野 エリカ

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松野 エリカ

こんにちは。美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。

2月に入り寒さもピークを迎えていますね。今年はインフルエンザの猛威も異常ですよね。体調、壊されていませんか?
あと1ヶ月半もすれば桜が咲く季節が来るのだなと思うと、不思議な感覚になりながらも少し元気が出ます(笑)。

そんな冬まっただなかの毎日を、内側から美しく健康に乗り切るためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、ある臓器を労ることが重要となります。
本日はマクロビオティックの観点から、寒さに負けず風邪を引かずに春を待つ方法についてご説明します。

冬を乗り切るために!労わるべき臓器は「腎臓」。

腰を抑える女性

私たちの心と体は驚くほど一つに繋がっています。そこで今年はより一層内側から美しくなっていただけるように、マクロビオティックの観点からどのようなインナーケアをすれば良いか、お話してければ良いなと思っています。

マクロビオティックでは、私たちの心と体が健康になるためにそれぞれの季節で労るべき臓器が決められています。
労るべき臓器、つまりはその季節に弱りやすい場所であるということです。

冬のピークであるこの季節、意識を向けてあげるべき場所は「腎臓」とされています。

腎臓は体のどこにあるのでしょう?
ちょうど腰あたり左右に2つあるものです。
大きさは握りこぶし程度と言われており、重さは大体120〜160gとされています。

腎臓の代表的な働きといえば、尿を作るということでしょうか。
尿を作るということはつまり、老廃物を体の外へ排出する働きがある場所だということです。
老廃物や余分な水分を外へ出し、血液をきれいにするろ過作用がある臓器です。
他にも、血圧を適切にコントロールしたり、赤血球を作ったりとその働きは多岐に渡ります。

腎臓に不調が起こると現れる症状は? 冷えと密接に関係する臓器である

脚を擦る女性

ちなみに腎臓が弱ると、下記のような症状が体に現れます。

・目の下のクマが消えない
・髪の毛がよく抜ける
・耳鳴りやめまい
・むくみ
・膀胱炎になりやすい
・骨粗鬆症、骨折しやすい

女性は特に腎が弱い人が多いです。腎臓がある腰の左右に手を当てて見てください。
冷たいと感じたら、それはそこが冷えている証拠です。腎臓は冷えと密接に関係がある臓器です。

上記のような不調が現れやすい人は、腎が冷えている証拠でもあります。
逆を言えば、温めるほどに健康になる場所でもあるのです。

健康に保つ秘密は「塩」の摂り方にあり!

塩

腎臓の健康を保つために欠かせないもの、それが「塩」の存在です。
塩気という味は、冬の寒さを乗り切るために人間が本能的に必要とする味覚です。

東北地方の食べ物は塩辛いものが多いなんて言われますが、これは自然の摂理にかなっていると言えます。

あなたは普段、お料理でどのようなお塩を使っているでしょうか?
腎臓を労るためにはどんな塩でも良いというわけでなく、選び方、つまりは質が大切になってきます。

塩には2種類あります。

1つ目は「精製塩」。スーパーで手軽に安いお値段で手に入るお塩ですね。ミネラルが除去された状態(精製された状態)のものであり、体内に取り入れると細胞から水分を脱水させる作用が強いのが特徴です。

2つ目は「自然塩」と呼ばれるもの。こちらはミネラルやカリウムを精製することなく残したお塩。見分け方としては裏の表示に「海水」「天日塩」とだけ書かれているものです。

塩分を摂ると血圧上がるなんて言われますが、これは塩分のせいではなく選ぶ塩の種類が関係します。
精製塩とは先ほども言ったようにミネラルが除去されていますので、食すと体の中でナトリウムが増えます。
それによって体内のミネラルバランスが崩れ血圧が上がります。

しかし、自然塩と呼ばれるものはミネラルが除去されていないので、ナトリウムとバランスが良い状態です。
外食ではほとんどのお店が精製塩を使っています。また、一般的にご家庭で使われている塩もこの精製塩がほとんどでしょう。

「塩」はどんなお料理にも入っていますし、ましてや毎日食べるものです。
その質を選ばずにいると腎臓は弱っていくばかり。冷えや抜け毛、クマが薄くなることは一向にありません。

大切なことは「減塩」ではなく、食べる塩の「質」を選ぶことです。

この冬の寒さを健康に乗り切るためにも、まずはお塩の質を変えてみることを早速スタートさせてみてください。
継続は力なり、食の努力は私たちを裏切ることはありませんよ♡

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松野 エリカ

美容料理家/ERICHE代表    自身のダイエット失敗経験より栄養士となり、卒業後は飲食店厨房に勤務。 銀座のマクロビオティックレストランにて、トップパティシエとしてスイーツ部門のレシピ・メニュー開発、調理など全て一人で担う。   その後、それらの経験を活かし、縁ありドバイにて<ヘルシースイーツ>をコンセプトに掲げた「ERICHE Dubai」をプロデュース。現地モールへ出店し、王室へのスイーツ献上も果たす。   現在は、東京表参道にてリピート率85%を超える料理教室を開催する他、食品メーカーレシピ開発、コラム執筆、動画レシピ出演など<食べてキレイ>をコンセプトに活動中。

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