口元を隠す女性
頼み下手で、仕事を抱え込みがちな人。彼氏に尽くしすぎてしまう人。そんな、甘え下手で仕事や恋愛を頑張りすぎてしまう人がメンタルを病む前に実践してほしいのが、“やたら無邪気”メソッド。その実践方法と利点を、モテ作家のアンドウミカさんが解説します。
アンドウ ミカ

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アンドウ ミカ

甘え下手、感情表現下手で頑張り屋さんな働く女性。どんなに大変でも弱音を吐かず顔に出さず言葉に出さず、そつなくこなす姿勢を美徳とする日本社会で働く女性は、甘え下手になってしまっている人も多い。
そんな仕事や恋愛で自己主張ができずに疲れてしまっている人にぜひ試してほしいのが、“やたら無邪気”メソッドです。

凛と働く姿勢はもちろん素敵だけど、「オンナはどんな瞬間もオンナ」! そこに可愛げは常に忘れずに持っていたいもの。
ただし「可愛い」は女を敵に回す可能性があるけれど、「無邪気」は万人に愛される
どんなに実力社会であっても「無邪気」は他人と自分に平和をもたらすスパイスにもなる。

仕事の人間関係や友達、恋愛での人との繋がりに疲れを感じている人に、是非読んで楽になっていただきたい!

“やたら無邪気”メソッド① 感情はわかりやすく表情に

びっくりする女性

日本人はとにかく表現が小さい。
顔を見ていても、何を考えていてどう感じているのかがわかりづらい。
仕事でとんでもなく大変なものを依頼されても、無表情で受けると「別に大変ではなさそう」「そつなくこなせそう」と思われる(実際はとんでもなく大変でも)。

それを顔にも出さずそつなくこなせる人が「仕事ができる人間」なのかもしれない。けれど、結局どんな仕事も人対人なので、「ものすごく大変なのに不満を言わず頑張れるアイツ」という価値を伝えてしまいたい。

なので、せめて顔にだけでも「わ!大変!!」を出してしまおう
いかにも驚いたような顔をしておきながらの「大丈夫です! 任せてください!!」です。

恋愛でも同じ。
嫌な顔せずただただ頑張って尽くして、それを普通にこなしているように見せるから大変さは伝わらない。そして大変さに見合った見返りがないと「こんなにしてあげてるのに!」と勝手に怒り、勝手に疲れ、勝手に終わらせてしまう。「勝手に尽くして壊れる女子」の皆さんは、まずこの感情を顔に出すことから始めてみよう。

間違えてはいけないのは、不満を表現するのに機嫌が悪そうな顔をして黙り込むことが「感情を顔に出す」ということではないということ。これ、仕事でも恋愛でも一番やっちゃダメなこと。そういうことではないです。

そんな面倒臭い人になっていないかの確認も含めて、3段階で表現してみよう!

誰かに何かを頼まれた場合

① まずは「うわー、ビックリ!大変かも!!」という、驚き顔。
②「でも大丈夫、頑張れる!」という、頼もしい笑顔。
③ 終わった後で、「すっごく大変だったけど頑張ったよ!」という、やや疲れてはいるけど頑張った達成感顔。

仕事で面倒なことを頼まれたとき。
仕事後なのに彼に夕飯などを頼まれたとき。
「余裕でこなせます!」という顔はせず、最初にビックリ顔をしてしまいましょう。

“やたら無邪気”メソッド② 感情はわかりやすく言葉に

頑張る女性

感情を顔に出してしまいましょうとは言ったものの、そんな表情に気付けない人種も何気に多い。
なので、可能な範囲で言葉も付け足してしまいましょう
上記の3段階を言葉でもほんのり出してしまいたい。
けど、ここで気を付けたいのは「恩着せがましくなってないか」ここはとても気を付けたい。

仕事の場合、「面倒だけどやりますよ〜…うぇ〜…」なんて言葉にしようものなら、説教をされかねません。こんなときは驚いてもいいけれど、嫌な表現は控えたいもの。
恋愛や友達関係で、冗談も言い合えるのであれば冗談っぽく、どれだけ大変かを言葉で明確に伝えられるくらい伝えてしまおう。

重たくないように伝えないと、「そんなに嫌なら結構です」となりかねないので、加減に注意。「わー大変! すごく大変!!……でも頑張ります。」と。

恋愛ならば、「すーーっごく大変だけど、◯◯◯くんのために、わたし頑張るね♡」と。
余裕ではないけど、あなたのために頑張るんだからねーと、嫌味にならない可愛い伝え方に気を付けたい。

“やたら無邪気”メソッド③ 大袈裟くらいで丁度いい

びっくりする女性

加減がわからないときこそ、わざと笑えるくらい大袈裟に。
仕事の上司などでも、ある程度信頼関係が成り立っていれば、大袈裟に「えぇー!!!」と言って笑いを取るくらいでもいい。
嫌味なく、でも「とんでもなく大変なのに引き受ける私はなかなかやるでしょー!」というのを伝えてしまいたい。

感情表現がわかりやすい人は警戒されづらく、可愛がられやすい。
ただ黙ってこなすけど、ほんのり機嫌悪そうな雰囲気がこぼれてしまうより、100倍マシで100倍可愛いです。

恋愛でも、勝手に尽くして勝手に疲れるくらいなら、「こんなに大変なことまでしてあげちゃう私のこと、可愛いと思ってるんでしょ? 感謝してして♡ ホントすごく大変だけどね!(笑)」と言ってしまってください。そうすれば、感謝せざるを得ないし、とても可愛いです。
ただ、冗談と流され大変さが全く伝わらなくなってしまう場合もあるので、やり過ぎには注意。

“やたら無邪気”メソッド④ 緩急をつける

大袈裟な表現も回数をこなすと冗談と思われたり、「割と平気なんだ」と思われ始めます。
流され始めたり、相手が大袈裟な表現に慣れてきたら、

「これお願いしていい?」
「ええっ…(困惑)」

といった、ややリアルな表現もチラホラ取り入れてみましょう。

たまーーにならば「あ…大変なことを頼んでしまって申し訳ない。あの、無理だったら断ってもいいんだよ?(汗)」とやんわり思わせても大丈夫。でも、それはやんわりで。
本気で嫌そうにすると、仕事ならばNGだし恋愛ならば可愛くない。
理由があって頼んでいることならば、その理由を説明する必要が相手にはあるし、何でも明るく引き受ける必要はなし。
なんなら、「なぜ大変か」というのを軽く相談するくらいでもいいです。
たまに弱音も吐きつつも頑張る姿を見せて。そしてたまには「無理なことは無理」と断ることも大事。

特に抱え込みタイプの人は、なんでも引き受けたり抱え込んだりして「自分だけが大変」と思って病みがちです。でも周囲に自身の精神状態をきちんと伝えることも仕事の上では大事です。周りの人にとっては、突然会社を辞められるよりマシ!

恋愛でも、「寂しい」「会いたい」を言えずに我慢したり、彼の我儘を聞く役になってしまっていたり、母親のように彼のケアをしてあげる状態を作ってしまいがちな人は、「我慢する→溜め込んでキレる」の流れを変えたい。
「表情で伝える→言葉で可愛く伝える→たまにシリアスに伝える」の練習をしましょう。
簡単なことでも「これ、お願いしてもいい? 頼りになるな〜♡」です。
可愛く頼りまくって、楽できるところは楽しちゃって下さい♪

“やたら無邪気”メソッド⑤ 不快感を与えないポイントは「子供っぽく」

こちらを見る女性

感情を顔に出すときも、言葉に出すときも、よりシリアスに伝えるときも、不快感を与えないポイントは「子供っぽく」。
子供のように無邪気に、うっかり感情が溢れてしまう。これを責める人は少ないです。
仕事でも恋愛でも。仕事で出しすぎると怒られる場合はあるので加減に注意したいけど、ちょっと怒られるくらいで丁度いいんです、頑張りすぎてしまう人には。

私は何でも顔に出すので、大袈裟なほど表情に出して「…は!すみません、心の声が顔に出ちゃいました!(笑)ひゃ〜、大変そうだけど、頑張りますよ♪」と素直で正直だけど嫌味にならない程度に伝えます(笑)。
恋愛でも、「ちょっとお願いがあるの。すーーーーっごく疲れてて、大好きな人がマッサージしてくれたら元気になりそうなの♡(晩御飯を作る元気はないから外食に連れて行けというアピールにも有効)」。そして、何かしてもらったときは「きゃーありがとう!!(飛び跳ねて喜ぶ)」くらいのことは平気でします(笑)。
ついでに、「これが毎月あったらすっごく嬉しい!……うそうそ冗談。ホントだけど(笑)そしたら私、きっとずっと機嫌良い♪」とこぼしておく。相手が進んでしてくれなくても、またたまに可愛くお願いすればいい。
お願いの種類がどんどん増えればいい!

慣れるための練習が必要

会話する女性

これ、今出来ていない人にはかなりハードルが高いと感じるかもしれません。
かつて私も、無駄に頑張って勝手に疲れてしまうタイプだったので、よくわかる。
仕事でも無駄に無理しても、無理していたことは評価されなかったり。
恋愛でも甘えられず弱音を吐けず、勝手に尽くして疲れて泣いたり怒ったり。
これを脱したくて、この「無邪気に感情を伝える練習」を地道にしました、コツコツと。

実際のことを考えると、どこからどう始めていいのかわからないかもしれませんが、「試しに言ってみる」をしましょう。
思ったことを口に出しても、人はそんなに動揺しません。
なんなら、怒らせたら謝ればいいくらいの気持ちで大丈夫。
謝って済むのは20代までと思っている人もいると思いますが、20代の人もそれ以上の人も、仕事上の常識外れなミスや責任感の異常な無さでない限り、だいたいのことは「正直な潔さを可愛く」を出してOK。
彼氏にはもちろん、男性の上司にも女性の上司にも、なんなら同僚にも。
ちょっとずつ、どんな感情も伝えてみましょう。
「抱え込まなくてもいいのかも」と少しでも感じ始めたときから、他人の自分に対する接し方に変化が出て来ることを実感出来ると思います。

頑張り過ぎてしまう自分を、もっと可愛がって甘やかして下さいね!
自分が自分を可愛がると、人からも可愛がられるもんです♪

アンドウ ミカ

セクシーコンサルタント・ボディーメイクトレーナー・作家・恋愛や人生のお悩みカウンセラー。グラフィックデザイナー、ダンサーを経て、2009年よりトレーナーに転身。「女性は”セクシー”を磨くだけで、全てが磨かれる。」をモットーに、セクシーコンサルタントとして数多くの女性の「美」を磨く。また、虚弱で自信がなかった自身を、ダンサーやモデル業をこなす、メンタルと身体に変えた経験をワークアウトや本に。沢山の女性に「自分自身をもっと好きになってもらいたい!」そんな思いでコラムを書いています。日テレ「魔女たちの22時」で魔女として紹介され、その後もメディアに多数出演。

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