
2019.02.22
食べ物でわかるあの人の性格 〜あの人が怒りやすいのは〇〇が原因だった!?〜

writer :
松野 エリカこんにちは。
美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。
日々食べているものが私たちの体を作っている…というのはお分かりになっている方も多いかと思いますが、食べ物が作るのは体だけではありません。
性格やメンタルなど内部にまで大きく関わっています。
なんとなく気分が浮かないな…なんて日、それは食べ物も大きく影響している可能性大です!
心と身体は全て繋がっています。
そして、それらを形作るエネルギー源は食べ物です。
これらは、マクロビオティックを勉強していた際に身をもって実感したことです。
東洋医学では臓器と感情は密接な関係にあるとし、特定の感情が強く出る場合それも診断や治療に役立てられています。
ということで今日は、食べ物でわかる性格についてお話します。
シリーズでお届けさせていただければと思います。
第一回目の今日は、「怒り」について。
怒りやすい人は●●が弱っている証拠。
あなたの周りに怒りやすい人、なぜかいつもイライラしている人、攻撃的な人はいますか?
「怒り」という感情は、肝臓が弱った際に出てくるものと東洋医学では言われています。
職場でいつもイライラして怒ってばかりの上司がいたら、その方は肝臓がお疲れなのかもしれません。
以前もお話ししたかもしれませんが、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、主に「代謝」「解毒」「胆汁の生成・分泌」という3つの役割があります。
栄養素を合成・分解したり、腸で吸収された有毒なものを解毒したり、消化液を作ったりするお仕事をしてくれていて、私たちの体には欠かせないものです。
それでは、どんな食生活が、肝臓を弱める原因になるのでしょうか?
肝臓が弱ってしまう食べ物
主に肝臓を弱めてしまう食事は下記です。
① 動物性食品の過剰摂取
お肉やお魚などを<過剰に>食べた場合、体内で分解される際にアンモニアが大量発生してしまい、肝臓で処理する際に負担が大きくなります。
② 白い砂糖
白いお砂糖は体内で分解されると乳酸やピルビン酸が作られるのですが、これらが生成されすぎて肝臓や腎臓での処理能力を越えると、そこは弱っていきます。また、それらが最終的に筋肉にたまると筋肉痛や肉離れも起こしやすくなるとされています。
③ 激辛食品
女性は辛いもの好きな方が多くいらっしゃいますが、辛いものの食べ過ぎは大腸が緩んで便秘気味になりやすくなります。
便秘になると体内に毒がたまり血液が汚れ、肝臓に負担が大きくなります。
解決方法としては、大根や玉ねぎ、白ネギや生姜を食べること。これらは肝臓の働きを高め、血流の流れを良くする作用があります。
肝臓が弱い人は、油っぽいものを好む傾向にあります。
これは、肝臓や胆のうでの油の循環が悪いためです。
こってりしている油っぽい食事やナッツ類を毎日食べないと気が済まない人は要注意!
肝臓に効く味は「酸味」
それぞれの臓器の機能を高めてくれる味覚が存在しますが、肝臓の場合は「酸味」です。
肝臓が弱ると自然と酢の物などが美味しく感じるようになります。
逆に、酸味が大好きな人は肝臓が弱っている証拠でもあります。
肝機能を高め酸味がある食品でオススメなものは「発酵食品」。
味噌や梅干しといった発酵した食材が持つ酸味がベストです。
梅干し、梅酢、醤油、味噌、漬物といった発酵食品にはミネラルが含まれると同時に、クエン酸やアミノ酸も含まれるため積極的に食べてOK!!
「ああ、私もしかして怒りっぽいかも」…なんて思った方は是非、肝臓をいたわる努力をしてみてくださいね♪


