
2019.03.22
副業や週末起業にも! 肌に優しくてオーガニックな脱毛法“シュガーリング”が流行の兆し!!

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坂野 りんこ前回、Lily-Jayの特集記事内で行った整形の意識調査アンケート(男女200人にアンケート! もし恋人が整形していたら、あなたはどうする?)でも、脱毛は「むしろマナーとしてやっておいた方がいい」という意見がありました。体毛の処理は女性の身だしなみの重要なポイントです。
とはいえ、気になってはいても「エステや医療脱毛にいきなり行くのはハードルが高い」と感じてしまう美容初心者もいることでしょう。金銭的な不安や施術の不安、そして時間的な制約もあります。
もちろん、医療脱毛で一度キレイにしてしまえば一生モノのツルツルお肌になれるのでそんな不安は不要なのですが、二の足を踏んでいる間に「明日、海に行くから脱毛したい!」「週末、彼氏とデートだからキレイにしたい!」なんて緊急事態が発生することも。
そんな脱毛ビギナーに試してほしいのが、一瞬でツルツルお肌になれるワックス脱毛。
その中でも、“シュガーリング”と呼ばれる痛みや刺激が少ない脱毛法が今注目を集めているんだそう。
どんな脱毛法なのか、見てみましょう。
シュガーリングとはワックス脱毛の一種で、お肌にワックスを塗布して引き剥がす脱毛法です。
ワックス脱毛は1960年頃から普及し、蜜・竢シヤニなどの油性のワックスが使われるのが通例でした。
その油性のワックスを、水性の砂糖やはちみつに置き換えたものがシュガーリングです。
シュガーリングワックスの歴史は古く、クレオパトラの時代から中東を中心に広まった脱毛法です。
砂糖やはちみつを主成分とした水性のワックスで、ほぼ食べられる天然素材で作られているため肌への刺激が少ないのが特徴です。
油性のワックスは強力で、短い毛でもしっかりと除去できる反面、刺激が強いためアレルギー反応が出る可能性もあります。またワックスは施術後に皮膚上のワックスをクレンジングで除去する必要があるのですが、それが脱毛後の肌を荒らす原因となる場合もあります。
一方、シュガーリングの場合はクレンジングの必要がないため、施術後の肌トラブルが起きにくいといわれています。
また、どちらも熱で溶かして使用するものですが、融解する温度が低いため、ワックスに比べて低温で施術することができ、熱による痛みや赤みも少なくて済みます。
このシュガーリング、昨年末あたりから流行の兆しがあるそう。
はたしてどういう人たちの間から広まり、どのように広がっていっているのでしょうか?
あと日本初のシュガーリングコンサルティング&日本ブランドを立ち上げた、株式会社アライナさんにお話を伺いました。












特に海外ではブラジリアンワックス(下の毛の処理)を行う人たちが多いので、そういう人たちの間では既にシュガーリングワックスが主流になり始めていますね。
――シュガーリングはやはりブラジリアンワックスに使われることが多いんですか?












私が特におすすめしているのは、顔まわりですね。
――顔! 後回しにしがちな部位ですね。やっても顔そりとか。












ただし、眉の下などは皮膚が柔らかいのでシュガーリングには向いていません。
――顔にレーザーを当てるのが抵抗がある、という人もいそうですし、そういう人にはいいかもしれませんね。
――アライナさんが扱っているシュガーリングワックスはどこかから輸入しているものなんですか?












イタリアの会社と半年かけて交渉し、日本人向けにより刺激が少ないものをという思いで作り上げました。
――(成分表を見ながら)スクロース、はちみつ、クエン酸……すごい、全部食べられそうな材料ばかりですね。食べてみたい(笑)。












――これなら敏感肌の人にも安心して使えそうですね。
アライナさんがシュガーリングを日本で広めようと思ったのはどのような思いからなのでしょう?












それで、より肌に優しいものはないかと思っていたところに出会ったのがシュガーリングでした。












――確かに、中学生、高校生だと親の同意が必要だったりしますしね。一番見た目を気にする時期でもあるので、たくさんの選択肢があるのはいいですね。












――なるほど、聞けば聞くほど魅力的に感じます。
でも、痛みとか熱さとか、どうなんでしょう…。












お試しでやってみましょうか?
――ええーー!
というわけで、初めてのシュガーリングにトライさせてもらうことになりました。
アライナさんはプロ向けのシュガーリング用品を扱っている会社なのですが、脱毛技術を伝えるための講習なども行っています。この日、ちょうど講習に参加していたAlice Beauty Styleの松本さんにも協力してもらい、脱毛体験させてもらうことになりました。
こんな風にシュガーペーストを塗布し、べりっと剥がして毛を抜いていきます。
そして抜いてもらうのは私の足。
(恥を忍んで公開)。
この取材のために伸ばしてきました…! と言いたいところですが、冬だから見えないだろうと油断してサボっていただけです(女子力…)。私の毛はまばらにヒョロヒョロと数本だけ生えるので、医療脱毛のお世話になるのもなんだか気が引けて、毛抜きでポツポツ抜くのみの処理で済ませておりました。まさにシュガーリング向きなタイプの人間だったのです。
そんな私の恥じらいはどうでもいいとして、いよいよ脱毛に入ります。
まずは専用のローションで肌表面をきれいにした後、パウダーを肌表面に塗布します。このパウダーはコーンスターチを原料としたサラサラとした触感で、滑り止めのような役割を果たします。
↑アライナさんオリジナルのシュガーリングワックスとケア用品一式
シュガーリングペースは温度依存性なので、冬場は少し暖めてから柔らかくして使用します。
これを手に取り、肌に乗せていきます(このとき、直に触らないよう必ず手袋をつけて施術します)。
シュガーペーストを乗せて、
べりっと。
私「!!!」
思ったより全然痛くなくてびっくり。
抜けた毛の本数が少ないせいもあるのかもしれませんが、初回こそチクっとしたものの、何回か繰り返すうちにチクチクが気持ちよくなってくるほどでした。
また、一見熱そうに見えたので肌に乗せられるまでドキドキしましたが、「あれ、案外熱くない…?」と拍子抜け。40度くらいなので肌に乗せられても全然熱くありませんでした(従来のワックス脱毛はもう少し熱いそうです)。
これをぺたぺたと繰り返すうちにあっという間に毛が抜けて、ツルツルの足になりました。
最後に専用ローションでお肌を整えて終了です。
驚いたのが、脱毛後の肌って赤くなって荒れていることが多いのに、脱毛後とは思えないくらいしっとりとした仕上がりになっていたこと。また、肌表面の汚れが取れるせいなのか角質へのアプローチなのか、肌がワントーン明るくなったようにも感じました。
アライナさんに伺ったところ、最小3mmの毛から抜くことができるそう。
私のように毛が貧相なタイプでも安心ですね。
当然ですが永久脱毛とは違うため、2週間ほどするとまた新しい毛が生えてきます。
少しずつ日本で普及し始めているシュガーリングですが、まだ海外ほどにはメジャーになっていないのが現状です。
逆に言うと、これから伸びる分野ということでもあります。












例えばネイルサロンのサービスのひとつとして指毛ケアとして導入されてもいいですし、美容院やブライダルなどの分野でも活用できると思います。












そう、今回お話を聞いて思ったのが、自己実現したい女子の助けになるなぁ、ということ。
20代、30代、40代の女性たちにつきまとうのが、妊娠・出産というキャリアの中断。それによって、仕事や目標を諦めてしまう人も多くいます。そんなときに自宅サロンを開業できるスキルや、美容院やサロンで働けるスキルはすごく強みになるなぁ、と思いました。
もちろんシュガーリング以外にも選択肢は色々あるので自分に合ったものを探せばいいと思いますが、こういうロールモデルがある、というのを知るのは大事なことだと思います。組織に属するだけが「働く」ではないんですよね。
新しいメニューを増やしたいネイルサロンや美容院の方、そして夢を叶えたい女子はぜひ、アライナさんにお問い合わせくださいね。
株式会社アライナ
東京都江東区有明三丁目7番26号
http://www.sugaring.co.jp/
起業や副業には興味ないけれど、シュガーリングを経験してみたい方。
株式会社アライナさんで契約サロンの紹介もされていますのでお問い合わせいただくか
http://www.sugaring.co.jp/contact
今回取材にご協力いただいたAlice Beauty Styleさんでも受けられます。
モニターも募集されているそうなので、一度問い合わせてみてくださいね。
Alice Beauty Style
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-4-24
http://www.alicebeautystyle.com/
※お問い合わせはこちらから
http://www.alicebeautystyle.com/contact.php


