
2019.05.31
【レシピ】ジメジメ梅雨を乗り切る♡ 梅酢ドレッシングでさっぱり冷しゃぶサラダ

writer :
松野 エリカこんにちは! 美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。
あっという間に5月も終わりを告げようとしていますね〜。沖縄は早くも梅雨入り。今年ももうそんな時期なのかと思うと同時に、ジメジメとした季節がやってくるのがちょっぴり憂鬱ですが、気候の変化に負けず体調を壊すことなく過ごしたいですよね。
本日ご紹介させていただくレシピは、これからやって来る梅雨や初夏にぴったりなレシピ。
梅酢を使ったお料理をご紹介させていただきます。
この時期、マクロビオティックのお料理でも登場回数が増える梅酢。
大きなスーパーでも時たま見かけますが、自然食品店を扱うお店に行った方が確実に購入できるかもしれません。美容効果も併せてご覧ください!
梅酢ドレッシングで、さっぱり冷しゃぶサラダ
<材料>(二人分)
◆ドレッシング
- 梅酢…大さじ1
- ごま油…大さじ1
- サラダ油…大さじ1
- 砂糖…小さじ2〜3
- 塩…ひとつまみ
- 炒りごま…適量
◆冷しゃぶ
- レタスなどの葉野菜…お好みの量
- 豚薄切り肉…150g
- 絹豆腐…150g
- かいわれ大根…1/3パック
- みょうが…2本
- ミニトマト…5個
<作り方>
- ドレッシングはすべての材料をボウルに軽量し、よく混ぜ合わせる。
- 鍋に湯を沸騰させ、豚肉をしゃぶしゃぶしたら氷水にとる。豆腐は崩れないように食べやすい大きさにカットする。
- 葉野菜は手でちぎり食べやすい大きさに。みょうがは千切り、トマト・かいわれ大根は半分にカットする。
- お皿に葉野菜を広げたら、上に豚肉と豆腐を盛る。その上からみょうが・かいわれ・トマトを散らしドレッシングをかけて召し上がれ♪
~調理ポイント~
- 葉野菜はボウルに水を張り、そこへ10分ほど浸しておくとシャキッと仕上がります。食べる直前はしっかり水を切ってください。
- 油はごま油のみでもサラダ油のみでも構いません。ごま油を加えると香りが増して美味しさも増します。
- 梅酢自体に塩気があるので、ドレッシングに加える塩の量は少量で大丈夫です。味を見ながら調整してみてください。
梅雨を乗り切る♡梅酢のビューティー豆知識
マクロビオティックのお料理では、この時期になると梅酢の登場回数が増えます。
名前の通り梅のお酢です。
梅の実を塩漬けした際に自然と出来る水分のことで、一般的な醸造酢とは作り方が全く違った天然なもの。
お酢独特のツンとした酢酸は含まれていません。その代わりに塩気が強いのが特徴です。
疲労回復効果がすごい!
梅酢には梅干し同様、クエン酸が大変多く含まれます。
疲労を回復させるためには体内のクエン酸回路をしっかり代謝させなくてはいけませんが、梅酢に含まれるクエン酸はこの代謝回路を円滑に機能させてくれます。
梅リグナンによる抗酸化作用に期待!
樹木に多く存在しているリグナンと呼ばれる成分は、梅にも多く含まれています。
私たちの体は加齢や生活環境・食生活により酸化、つまりは体が老化していきます。
シワが増えたりお肌のハリがなくなったり、髪に艶がなくなるなど血液の酸化がこのような老化現象を引き起こします。
それを防いでくれる成分の一つとして挙げられるのが梅リグナン。
例えばお肉やお魚など動物性を食べすぎると体は酸性に傾いてしまいます(※)。
これを放っておくと老化を促進させてしまいますが、梅リグナンを摂取することで体を弱アルカリ性に戻してくれる働きが期待でき、結果的にそれは抗酸化作用へと繋がります。
(※:私たちの体は弱アルカリ性であることが望ましい)
驚くべき殺菌効果
お弁当で白米の上に梅干しを乗せる理由、あれは実は殺菌効果のためなのです。
お弁当が腐らないように入れるのですが、梅酢にもこの殺菌効果・解毒作用があります。
一説によるとその効果は梅干しの倍以上だと言われているので、食べることで食中毒の予防に役立ちます。
食べすぎてしまった時、疲労感が抜けないとき、これからの季節夏バテしそうだと思ったらぜひお料理に取り込んでみてください。
炭酸水で割ってお好きな甘味料を加えて飲むのもオススメですよ。お試しあれ〜!


