濡れた道を傘を持って歩く人
湿気が多いこの時期、私たちの体は知らず知らずのうちに、水分を吸収しているって知っていましたか? 無自覚な水分過多から、私たちの体はむくみがちに…! 美容料理研究家・松野エリカさんの連載コラム、今回はむくみのお話です。
松野 エリカ

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松野 エリカ

こんにちは。美容料理家/ERICHE代表 松野エリカです。

とうとう東京も梅雨入りしましたね。
連日暑い日が続き強い日差しが気になっていたので、それから解放されるのは少しホッとしてしまいます…!

雨は何となく気分が落ちてしまいがちですが、作物が育つためには欠かせない貴重なものです。
ジメジメする季節で過ごしにくいな〜と思っている方も多いかもしれない梅雨ですが、本日は快適に過ごす食事法をお伝えします。

梅雨の時期はむくみやすい!?水分を摂る量に注意して

私は元々むくみやすい体質なのですが、特にこの梅雨の時期はむくみが悪化しやすいな〜と毎年思いながら過去は過ごしておりました。それがなぜなのか、マクロビオティックを勉強したときにようやくわかりました。

水を飲む人

湿気が多いこの時期、呼吸をしているだけで私たちは自然と水分を摂取しています。
なので、梅雨を快適に過ごそうと思うのであれば

「①水分を余計に摂りすぎない」
「②常温以下の飲み物は飲まない」

この2つの約束を守ると体内に無駄な水分を溜め込まず、むくみを防止することができます。

1日に2リットルのお水を飲みましょう〜と言われて、それが健康だと思っている方も多くいらっしゃるようですが、
元々あれは海外から日本へ伝わった健康法の一つです。

動物性食品が多い外国人と農耕民族であった日本人の食生活では体質が大きく違います。
動物性を多く食べている欧米の方は体温が高いので、水をたくさん摂ってもあまり問題ないのですが、それをそのまま日本人が真似をすると人によっては「水毒」という状態を招きます。

またこのような気候の違いも大きく、湿気が多い時期に余計に水分を摂ると体に水が溜まり、先ほど言った水毒という状態を引き起こしそれは冷えを引き起こす大きな要因となります。

目の下にクマがある、手のひらがしっとりしている、いつも汗ばんでいるという人は体の中に水分が多い証拠です。
腎臓で処理できてない可能性が高いと言えます。

むくみ、冷えを防止するためにもこの時期は過度な水分摂取は避け、冷たいものよりもホットもしくは常温を選んでください。

梅雨は乾物を積極的に食べてみよう

一人暮らしの女性だと普段手に取ることが少ないかもしれない乾物。

切り干し大根、干し椎茸、乾燥ひじき、乾燥わかめなど実はこれらにも旬があり、それがまさに今この時期!梅雨なのです。

「太陽が隠れてしまう梅雨の季節、太陽のエネルギーをたっぷり浴びた食材を食べて、体のバランスを取りましょう」というのがマクロビオティックの考え方です。

乾物は保存期限が長いイメージがありますが、梅雨を過ぎると一気に湿気を吸い込みやすくなるため、家の食材庫に余っているようであれば今のうちに食べきってしまうと良いです。

慣れていないと食べ方に迷う乾物ですが、私がよくいただくのは切り干し大根。

戻さずそのままお味噌汁に入れたり、戻したものをドレッシングで和えてサラダにしたりします。
ワカメは1年中常備しておき、うどんや味噌汁など汁ものを作るときには何でも入れてしまうくらい大好きです!

乾物を選ぶ時のポイントは「天日干し」されたものを手に取ること。
大量生産され機械的に乾燥させたものも多く出回っていますので、購入するときはこちらをチェックしてくださいね♪

梅干しや梅酢を取り入れましょう!

またこの季節にもう一つオススメしたいのは、梅干し・梅酢です。

よくよく考えると梅雨には「梅」の字が入っていますが、この語源は諸説あり梅の原産地である中国では、梅の身が熟すころに降る雨を梅雨(ばいう)と呼んでいたところから来ているとか…。

つまりはこの時期が旬の食べ物だと言えます。疲労回復効果の高いクエン酸や梅リグナンによる抗酸化作用など、効能については前回のページ「【レシピ】ジメジメ梅雨を乗り切る♡ 梅酢ドレッシングでさっぱり冷しゃぶサラダ」にてご紹介しておりますので、レシピと併せてぜひご覧ください。

1ヶ月ほど続く梅雨の季節です。
ジメジメ不快な日々に負けず過ごしましょう〜♪

松野 エリカ

美容料理家/ERICHE代表    自身のダイエット失敗経験より栄養士となり、卒業後は飲食店厨房に勤務。 銀座のマクロビオティックレストランにて、トップパティシエとしてスイーツ部門のレシピ・メニュー開発、調理など全て一人で担う。   その後、それらの経験を活かし、縁ありドバイにて<ヘルシースイーツ>をコンセプトに掲げた「ERICHE Dubai」をプロデュース。現地モールへ出店し、王室へのスイーツ献上も果たす。   現在は、東京表参道にてリピート率85%を超える料理教室を開催する他、食品メーカーレシピ開発、コラム執筆、動画レシピ出演など<食べてキレイ>をコンセプトに活動中。

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