
2019.06.28
「望診」で健康チェック! 顔色や吹き出物の色で、食べすぎているものがわかる!

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松野 エリカこんにちは。美容料理家/ERICHE代表松野エリカです。
現在この原稿を海外で書いております!
仕事と学びでヨーロッパにいるのですが…滞在1週間で早くも食事の大切さを痛感しております。
というのも、久しぶりに吹き出物がドバッと出まして…。
日本にいると普段は米食が中心で小麦や精製されたものもほとんど食べないのですが、この1週間は小麦食や精製食品が毎日続いておりました。おかげでただいま、顎・鼻・口角が切れるというまさにそれらの食材の摂りすぎで出る症状が顔に出ており…反省です。
吹き出物ができるとき、「あ0肌が荒れた0」なんて思って、なんとなく薬を塗っている方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれ、体の中からの悲鳴なことにお気付きでしょうか?
今日はそんなお話を。そして私も食生活、改めてなんとかせねば!!
皮膚の色や吹き出物の色、場所でいまのあなたの内蔵の健康状態を判断する、これは東洋医学で「望診」と呼ばれる分野を指します。皮膚の状態や色、ほくろやシミなど、これらのものは「なんとなく」でできたわけではありません。あなたが口にしたものがこれらを作っている要因なのです。
また、これらは時に大きな病気の前段階を知らせてくれることもあります。
今日はまず望診の中の基本。色についてお話ししましょう。
皮膚の色や吹き出物の色で、「何を食べすぎたか」がわかるのです。
吹き出物も「顎下には白いのがよくできる!」とか、「おでこにはいつも赤いニキビができる」など、人によってお悩みは様々ではないでしょうか。
また、顔や手の色など「今日は赤いけど、ある日の朝はやけに蒼白」なんてこともありますよね。
では色によってどのような状態なのか?ご説明していきます。
これは私がよくなる症状なのですが、この場合、食べすぎているものは甘いもの、果物、お酒、香辛料など陰性の食品です。
特にお砂糖!これが多いと赤みを帯びた症状が出ます。お砂糖は陰性の力で体を緩めて血管を広げる作用があるのですが、血管が拡がって赤色が目立っているのがまさにこの状態。吹き出物も赤色が出た時は、これらの食べ過ぎがないか、振り返ってみてください。
舌の上に苔のようなものができる舌苔。この色でも望診ができます。
黄色が出ている時はズバリ<食べ過ぎ>で、胃腸が弱っているサインです。
この場合、肉や魚・チーズなどの動物性食品、油脂を多く摂っている事がほとんどです。
また、サツマイモや人参などカロテンが多いものを食べ過ぎると黄色くなることもありますね。
この場合、胃・肝臓などにトラブルを抱えやすい状態ですので、食べる量をまずは少なくしましょう。
特に女性によく見受けられます。私は20代前半の頃、顎下=白い吹き出物の居場所でした。
白い状態のとき、最も食べすぎている食品は乳製品です。
時に塩分の過剰や大豆製品(これも油脂)が過剰だと考えられます。
「そんなに食べてないよー」という声が聞こえてきそうですが、お酒が飲める人・飲めない人がいるように全ての食べ物は人によって取り入れられる量が違います。
ちなみに私、白ニキビのオンパレードだった過去はま・さ・に!!乳製品が大大大好物でした。
そして控えたら驚くほどピタリと出なくなりました。悩んでいる方は騙されたと思って控えてみて下さい。
この色が出る時は体の中で血液がうまく循環していない状態、東洋医学では<


